ブリブリの日常的な感じ

日常の自分を綴る

犬の手術

買っているペットのわんちゃんの調子が悪くなったのは、先月11月の中旬ごろからだった。
このワンチャンは前の飼い主が飼えなくなったので殺処分にすると言うので、家で引き取ったワンチャン。来たときにはすでに9歳だった。

北茨城への旅行へ行って帰ってきて、それからどうも様子がおかしいとカミさんから聞いて、なるほどかなり元気がなかった。
それからみるみる動かなくなって、寝てばかりの状態となっていった。

その間に長女が里帰りし、次女が子供を連れて遊びに来たりで、犬もかなりストレスがたまったのかもしれない。

俺が夜勤明けで寝ていて、犬をいっしょの布団に入れたんだが、俺が起きても全然動きもしなかった。

かなり弱っているのは確かで、一緒に寝てた布団から出して、1歩歩こうとしたら、ヨロヨロと倒れかけた。

この様子をみて、もう駄目だと判断し、カミさんに動物病院に連れて行くと連絡をした。

夕方だったのですぐ帰ってくるカミさんを待って動物病院に連れて行った。
それは2020年の11月27日の夕方だったと思う。

 動物病院に連れて行って診察をしたが、超音波であれこれ見たりレントゲンを取ったり血液検査をしたり、多分卵巣嚢腫ではないかと言う判断だった。

以前もこの動物病院で避妊手術を勧められたがそれを断った。
その事を先生もほじくり返してきて、あの時のことが今になって病気につながったみたいな雰囲気で言われた…

もう年齢的にも当時9歳で今は11歳。
体力的にも限界を迎えているので、手術するならこれが最後かみたいな言い方もあった。

結果的に、手術か薬物療法かどちらかを選べみたいな態度だったので、この先のリスクも考えて、俺は手術を選んだ。

選択肢はないくらいに即答だったので、カミさんとしては動物病院へ行くことも考えてなかったらしく、手術でと俺が言うと、俺の顔をみかえしてた。

意外とカミさんは悠長なんだなと思った。

先生の話はさ、麻酔から覚めないかも知れないとか、手術をしてもダメかもしれないとか、開けてみないとどうなってるかわからないとか、癌なら転移してるかもとか、何とかいろいろなことを言い出して、これじゃ決めようにも決められないでしょう…?と、途中で何度も言ってやりたかった。

要するに何かを断定してそれで手術をするにしても、死んじゃってもこっちの責任にはならないよって言いたかったわけだ。

それは人間の世界でも同じようなものだ。

俺は手術こそしてないが、病気のデパートみたいなもんで、入院も何回もしてるし、いろいろな病気も経験してる。

俺は健康診断で血液の中のALPが少し高かったが、犬も検査で少し悪かった。
これが大きく悪いと肝炎とか胆管結石の疑いがある。
持病通院も20年を超え、毎月血液検査してた時も長く、検査の内容についても嫌でも知識がつくよ。

ついこの前、俺もその件で受診したばかりだったしね(笑)

まぁそれで、犬の血液検査の結果を見たときに、白血球がかなり異様に多かったから、医者もそれが一番気になると言ったが、これはどっかに悪いところがあるのは確実だなと俺も判断した。

このことでも俺は、薬の副作用で白血球が少なくなって、再生不良性貧血なんじゃね?と言われたり、また白血球が多くなり大腸がんじゃねーか?って言われたこともあって、白血球についてはかなり重要な事を様々医者から学んだ。

それが、すぐに手術したほうがいいと俺が決めたところでもある。

医者から翌日の土曜日は手術の予定は無いから、お昼から手術することができると言われた。

それを逃すと2 、3日手術が続いているのでその先になるってことだった。
どう考えても犬の状態を見たら今すぐ手術って感じだし。
俺もちょうど仕事が休みだったので、翌日手術に決めてもらった。

それで土曜日は、前日21時から餌も水も食べちゃいけないことになって、犬は水が飲みたくてクンクン鳴いてたが、こちらも辛かった。

翌日の10時半ごろ病院に連れて行き、お昼過ぎに手術をし、結果の連絡は15時ごろになると言われた。

その間に日常の買い物などを済ませて家で待機し、病院から電話があって手術はうまくいったから、17時過ぎに会えると言う話を聞いて一安心。

それから夕方犬に面会に行ったが、まだ点滴の管に繋がれている状態で、麻酔から覚めてはいたが、お腹を切ったために横向きに寝かされ元気のない顔をしていた。
摘出した子宮を見せられて、それをハサミで切って中に膿が溜まっている状態を見せられた。
それから感染症のことや、身体に毒素が回っているかもしれないとか何とかで、5日ほど入院するってことになった。その時退院は12月3日の予定となった。

翌日の11月29日は、俺は日勤だったので病院には行けなかったが、カミさんが面会に生き、立ち上がって吠えていたって話だった。だいぶ元気になってよかったと思った。

11月30日は、夜勤の入りだったかカミさんが少し早く帰ってきて、一緒に動物病院へ行った。
もうかなり元気になっていて、顔を見るなり吠えていたので、なんだかかなり別れが辛かった。

12月1日は、夜勤から帰って俺はとりあえず寝て、夕方カミさんと共に病院へ行ったが、もうかなり元気な状態で、入院前のあの弱々しい吠え方の感じはなかった。

やっぱり手術してよかったかなと思った。

さて12月2日今日は、動物病院は休みなので。

最初の超音波の検査やレントゲン、血液検査だけでもかなりかかった。
ネットなんかの情報で、こうした手術や入院は、けっこうお金がかかることはわかってはいたが…
いずれにしてもお金には変えられない命だから。

ボーナスは吹っ飛んだけど、またいっしょに暮らせるのは幸せだ。