ブリブリの日常的な感じ

日常の自分を綴る

だいたいクビってわかって…会議で

だいたいクビってわかって…会議で

いろいろあったが入念な準備をして、それを公表しないまま、また休業災害が発生したもんだから、その安全対策について話し合ったのわけだけど…

話してるのは俺と所長と次長だけで、遅れてきやがったUはただ聞いてるだけ。
下請けの若いやつを頭ごなしに怒鳴りつける勢いはどうしたのやら…

結局、これから先修理もろくに行わず、壊れるまで施設を運営。
それも無謀だ。

移管プログラムに則って、研修にいかせたりと、来年の暮れに向けて、どこからか人員が来て、人が入れ替わる。

俺としてもそういった生殺しは嫌なので、下請けとして言わしてもらうか、転職するのだって、クビって言われてすぐになんかできないから、できるだけ早めに言ってほしいと伝えた。

移管のスケジュールなんかを見せられて、来年の10月位には、廃炉準備にも入るから、スケジュール表を見る限りでは、それまでに転職したほうがよさそうだ。

自社では残してくれると言っても、ここで採用してもらえなかったら意味がない。
自社は本社が結構遠くて、息がかかってる支所はこれまた遠い。
出向ではなく異動だと、家賃等は出ない可能性が高い。

そうじゃなくても安月給なのに、単身赴任で二重の生活費なんて捻出できないしね。

それで新しい施設についての説明がちょっとあったが、ボイラータービンの事についてある程度できないと、新設炉の稼働準備すらままならないみたいな話で。

俺も過去に立ち上げを何回もやってきたが、しかも様々な分野でやってきたけど、やったこともない所長がこれほどまでに怯えてるって、けっこう本社に脅されてるんだろう。
でもさ、そこを頑張るのが上に立つ人間じゃん?
こいつはほんとに所長かと呆れた。

だから俺は正直に、他の人間ができることが俺にできないはずがないと言った。
それは外国語の会話だとか、やろうと思ってもなかなか困難なものもあるが、そうでない施設の立ち上げなど、それほどまでに複雑なものであるはずがない。
あっても、誰もそこほど違いはないインパクトのはずだ。

俺は過去に超音波探傷施設で、すべてコンピュータ化されたものだったが、立ち上げ要員が手探りでやっていることもよくわかったし、最初からできる人間なんて1人もいないことも知ってる。

この阿呆所長はどういう根拠で言ってるのだろうか?

元請け本社の運転部のTは、以前も書いたがろくに挨拶もできない唐変木で、自分が元請けだと偉そうにしてる。
こいつが茨城県で立ち上げにしくじった施設があって、その名挽回をしたいんだってことも大体わかる。

だが今回の実務研修にしたって、あまりにも適当すぎる。
ボイラーや危険物の資格取得だってやらなきゃならないし、そういうことをするのは当然だっていうのは、ここの低レベルな所長には当てはまらない。
1つの班に2人以上資格を取得していなければ運用できないって言うのに、ボイラー、危険物の資格を持っているのは今や俺1人。

危機感を持ってやるって言う意識がないのかね?

それでもってこの所長、そんなに堂々と言うんだったら運転部に言っといてやるよときた…

普通だったら、頼もしいですね、ぜひお願いしたいですってとこでしょう。
自ら自分のところの社員の士気を失う発言をし、あえてちゃかして、揶揄するような言い方をするとは、どういうことか?
阿呆ならではのことだよな。

もっと阿呆なのが、それで推薦してもらえるんだったらいいんだけど、俺定年だぜ?って言ったら…

あ、そうかって。

話にならない。

結局所長から言われたのは、立ち上げ時に定年退職者は延長雇用しない(元請けも含め)、実務研修に行ってない人間は、新施設には採用しない。

いわゆる、あなたはどうあっても、新施設にはいけないと言われたってことだよね。

何回かこれまで、こういうシーンがあったけども、もしかしたら残れるかなって、ちょっと希望も出てきたりしてたが…

あからさまにこんな風に言われると、こんな所、出てってやると思っていたとて、さみしい気持ちだった。

元請けの方針もわかったし、自社では定年後、あなたは異動してもらえますか?と社長にも言われてる。

俺の人生の方向性は、転職から再スタートかなと、だいたい90%くらい決まった。

転職までに休みを取って、旅行に行きたい。

一人で旅して、なんか気持ちをすっきり切り替えたい。



.