サキソフォンはあまり管弦楽では使用されない楽器だが、1840年に発明されてるので、時代的にもそこそこ古い。
1920年以降、吹奏楽のみならず、管弦楽や、ビッグバンドなどで使われるようになった。
音域的に、低い音をカバーする集団として、形成される傾向があって、音質もそうだが、木管と金管のちょうど間あたりの存在となっている。
音の大きさもかなり大きい。
今の音域的という方向から、管弦楽でいうならば、どちらかというと、ヴィオラやチェロ的な動きがちょうどいい感じだが、音が大きいので、低音のソロ的な存在感のあるポジションもこなせる。
昨今はソプラノサックスも用いる事が多いが、吹奏楽としての標準は、アルト2本、テナー1本、バリトン1本のアンサンブルが基本。
管弦楽にほとんど見られないパートではあるが、吹奏楽としては音の中心を担う重要なパートだと思う。
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