ブリブリの日常的な感じ

日常の自分を綴る

そのプランを盗む人 4月9日の仕事

仕事の話なので興味のない方はスルーしてください。


ここのところ、女性でもないのに、やけにアクセスが多いと思ったら、新入り日記のところで公開されてた。
ほとぼりが冷めるまで、仕事の話はやめることにしてた。

今日は朝から電気工事の道具やちょっとした配線を持って会社に出かけた。
というのも、 作業部屋が停電してそのブレーカーがわからないってことで、隣の部屋から配線を引いてこようと言う話を次長にした。

この間の日勤でやろうと思っていたのだが、空気予熱器清掃や、炉内カメラの調整が重なって、そこまで手が回らなかった。

まずはこの炉内カメラのことだが、後日聞いたのだが、所長は他の班にも調整するように言ってたらしく、ほんとむかつく。
だったら他の連中にやらせりゃいいだろうに。

この日、朝の朝礼で炉内カメラがおかしいんだけど〜と所長から話があった。
調整してくれでも何でもない、ただおかしいって言うだけ。
またこの所長の優柔不断なところが出た。
やってほしいと、人に頭を下げられないところも。

日勤班で、炉内カメラの調整をお願いします…と言うだけなのに、なぜ言えないんだろうかこの人は。
下請けだから、頭を下げないという態度らしいと他から聞いた。
情けない。

それで俺がケースからカメラを引っ張り出して外し、制御室まで持ってきて、熱でレンズ部分が焼けていたのを次長に見せた。
とりあえず動く調整部品だけで、何とかピントを合わせたが、前よりはマシかな程度にできた。

それから、空気予熱器周りの清掃を行って、すでに夕方になってたんで、もう電気工事はできなかった。

引き継ぎの時間になって、その班にいるS、40歳に、この前の作業部屋の電源について話をした。
もともと、Sは、停電するまえに、所長に言われてその部屋のコンセント修理をした際に、つなぎ間違いをして、ブレーカーを落とした。
スイッチのショートだけだったものを、完全に息の根を止めたってことだった。

それからブレーカーを探したが、該当するものを入れても、電源が復活しない。
所長はこれだと言い張って、そのブレーカー周りをみたのだが、どうも違うとしか思えない。
しかし、そう言ってもいつまでも停電させてるわけにはいかないので、修理を電気工事士の資格を持ってるSにやらせて、それで失敗した。
所長と俺とは犬猿の仲だから、頼めないのだった。

本来は、こういう施設で、6600Vの二次側の配線は、電気工事士の2種では、やってはいけない。
俺は認定電気工事士の資格を持ってるから、工事することができる。
それも所長に言ったが、あえて2種だけ持ってるSにやらせた。
感電して死んだら、無資格者にやらせたってなるわけで。
まあ、それはいいけども。

引き継ぎの話に戻るが、Sに、隣の部屋から電源線だけ持ってきて、対応しようと思ってると話し、そのルートなどのイメージを語ったのだが…
それが、今朝会社に出てきたら、すでに結線が終わった状態で、照明が点けられていた。

2日前に俺は夜勤を休んだのだが、その時に、Sが応援に来てて、俺の言ったプランの通り配線したらしい。

自分がショートさせて壊したのだから、Sがやって復活させたのはよかった。
でも、そのために、俺のプランをそっくり利用して工事。
さらには、今月から他部署へ出ていったBが、通路が夜間暗くなるところを照らす照明を設置したのに、こともあろうに、その照明に使ったブレーカーを利用して電源をとり、照明は外されていた。
Bのやった事を、反故にした。
こんなこと、本人がいる状態では絶対にできないでしょ?出てったからって、あまりに非常識な工事でしょう?

Sは前々からこういう、人の気持ちを踏みにじる事を平気でする人間。
というか、ちょっと障害を持ってるんだと思う。
コミュニケーションは取れないし、空気を読む事なんて、まるでできない。
先輩に対しても、言葉の使い方はおかしいし、何よりも、曖昧な表現を理解することができない。

もう少し、このくらい、様子をみて、だいたいで…そういう指示には、ことごとく出来ないでいる。
それで俺は、そういう障害を持った人間だと判断して、本人と話し合ったこともあった。
無理しないで、自分ができない部分をみんなに話して、理解をもらって作業した方が楽な生き方なんじゃないか?と。
大学もでてるし、記憶力もいい。
合理的なことは判断出来るし、前例があればそれを真似することもできる。
だが、人と満足に会話をキャッチボールすることも出来ないし、何もないところから、何かを作り上げる能力もない。

その時にも、話し合いは柔和に終わったのに、翌日朝には、ロッカー室で仁王立ちで俺に、障害者扱いするな!と文句を言ってきた。
その中でも、言った言葉の中に、親に言われたって文脈にあった。
何でも親が言うことを聞いてきた感があったやつだった。

こいつには、人を思いやることもできない。
両手に道具をもってて、扉を開けられないでいる人間がいても、隣でそれをぼーっと見てるだけ。
最初は俺は怒ってそれを指摘した。
次から、扉の前に立って、要もないのに人が通る時に開けてやってた。
いったい、何をしたいのか?と。

話を戻すが、自分の仇討ちをしたはいいが、通路の照明が点かないでは、不便だし危ないから。
それで、俺がその接続を、開いてるスイッチに割り込みで設置工事した。

Sには今日の引き継ぎの時に、自分の手柄は書いているが、そのために犠牲にした照明の配線とか、なぜ書いてないのか?と指摘したが、いやーいやーと困った顔をしてるだけ。
さらに、人がやったものを壊して何とも思わないのか?と言ったが…何を言われてるのかもわからない様子だった。

こいつに関しては、改善提案の件でも、所長に言われて提出しないといけないことになり、俺の班の部下だった時に、一から考えられないとか言うので、ヒントを与え、さらには、文章のサンプルまで渡した。

さっきも言ったが、大学も出てる。
俺よりも学歴はあるんだよ。

しかし、実地の改善もお粗末。
その提出文書も酷いもんで、俺が赤書きして、それを参考に、自分で考えて作れと言った。
これまでも、長い社会人生活やってて、後輩には何度となく指導してきた。
しかし、赤書きしても、なお出鱈目をかき続けたのはこいつだけ。

2回目の赤書きをやった後に、所長から進捗はどうか?とSは聞かれた。
その時に俺は同席してたが、なんとこいつが言ったことが、俺に赤書きされたので、その修正に時間がかかり、仕上がりに遅れてると、こともあろうに俺のせいにした。
しかも、俺がいる目の前で。
Sは、俺が赤書きしてから、2週間も放置してたってのに。

こいつは、こうした指導やアドバイス、教育といったものは、みんなタダだと思ってる。
感謝のかけらもない。
自分にとって利益になるのが、全部お金が絡んでることしか考えられない。

特別手当もしかり。
今年から特別手当が割増になったのだが、なった途端に、今まで敬遠してた、面倒な特別手当のつく作業を、進んでやるようになったりね。
卑しい感じにしか受け取れない。

改善提案の話になるが、所長から責任はSにあるんだと言われ、それではじめて自分が悪いと思った態度だった。
これでは、本当に何から何までやってけない。

数多くある中でもう一つ言うなら、作業着の洗濯用に外に洗濯機があって、雨風が当たるからと、ブリキで俺が蓋を作った。
洗濯機を買い替えたので、蓋を新たに作るのに、Sに任せたところ、俺が作ったのと、まったく同じものを、しかもクォエイティーが最低なものを作った。

これをみて、ほんとに、自分で考えて作ることのできない野郎なんだと思った。

人のものを盗んで、自分の手柄にする。

それでも、俺は一度もそれに対しては文句を言ったりはしてない。

俺も、そろそろ潮時なのだ。
後進に譲っていくのが当たり前だから。

だが、こういうやつが次を引き受けていく時代なのかと思うと、情けないしか言葉がない。

 


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