ブリブリの日常的な感じ

日常の自分を綴る

またやったポカミス…老化かね

またやったポカミス…老化かね

先週の終わりから体調不良が続いて、家族の具合が悪くなって、それがもろに移った感じ。
ちょっと熱っぽくてだるくて喉が痛かった。
今元請けのシフト管理のおかげで、下請け同士の補勤が続いているので、どうしても休めない。
休みは比較的自由に取れるが、応援は絶対だって言う何か矛盾したものを感じる。
家に帰ってきたら飯食って、風呂入ってすぐ寝ちゃう感じで、ようやく昨日8/18あたりから持ち直してきた。


さて、最近色々と老化現象が続いてて困る。

例えば野菜炒めに使ったもやしを冷凍室にしまっちゃったり…

昨日の夜勤でも、ハプニングがあった。
それも俺のミスで。

焼却炉から出た灰を送るタンクがあって、そこから産廃業者のトラックに積み出しされ引き渡される。

その積み出しタンクの灰出し扉は、観音開きになってる。
トラックがタンクの真下に待機し、約5m上のそのタンクの扉が下側に開いて、一気にトラックに灰が落ちる仕組み。

昨夜は俺が最後の休憩で、明け方仮眠をしてたのだが、先輩が搬出掛かりで、何度もバイブレーションをかけてたので、うるさくて起こされた。

その理由が、タンクの灰出し扉が、片方しか開かなかったという理由で、朝方制御室に戻った時にそう聞かされた。


実はこの扉、かなり前から調子が悪かった。

話はその前日の日勤になるが、普段は前述のように、明け方産廃業者がやってきて、灰の積み出しを行うが、お盆休みとかで、業者が別の業者になって、灰の引き渡しが朝の10時になった。

そうなるの夜勤者ではなくて、日勤者が積み出しを行う。
それで、一昨々日、俺の班がたまたまそれに当たった。

結果的に俺が積み出しを行って、空になったタンクに灰を送る装置を起動したが、タンクの扉がわずかに閉まってない状態で、運転準備完了のランプが点灯せず動かなかった。
いつもの事なのだが、そういう時には、観音扉の片方の扉のブレーカーを一度切って、現場で開閉を行って、もう一度ブレーカーを入れると、運転準備完了のランプが点灯する。
俺も業者へ引き渡したあと、その作業を行って、ランプが点灯したのを確認したが、どういうわけか、扉のブレーカーを戻すのを忘れてしまった…

こんな事、これまで一度もなかった。

その時に俺が積み出して、次の積み出し予定は、昨日の俺達の夜勤の時だった。
先輩がたまたま担当になって、片方の扉しか開かない現象に気がついたという事なのだが。

先輩は、扉に引っかかってる灰を少しでも出そうと、バイブレーションをかなりしつこく動作したので、音がうるさくて俺が起きた💦
自業自得だけど。

搬出後、通常はタンクに付着して残った灰の残量が、だいたい100kgくらいなのだが、そういう訳で残り150kgくらいあった。
それで、本来は灰の搬送運転は交代班にまかせるところだが、そうすると、通常よりもスタート時の灰の残量が多いから、なにかやらかしたか?とバレてしまう。

それで、灰の出が悪いから、たくさん一時貯留槽に貯めると固着するので、早めに運転したとでっち上げて、交代の30分前から、タンクへの灰の搬送運転をした事にし、交代直前に起動した。
だいたい30分で50kg以上は貯まるから。
これらの運転記録は、表に記載しないとならないので、いい加減に書くとクレームが上がる。
なんか、むずかしい状態になったよね(笑)

なんだかんだ言っても、俺がやったんで言い訳することもできない。
それがたまたま自分の班で対応処理できたので、良かったと思うが、ただ不思議なもので、いろいろな要因が重なってこんな風になったことがわかる。

一つは、灰の積み出しが、夜勤からズレて俺たちの班で対応する事になった事。

班内での積み出し対応は、本来は灰の運搬係か、もしくは制御室担当が行うことになってる。
夜勤は人が居ないので、制御室担当が積み出しを行って、灰の運搬も行う。
その間の制御室をみてるのは、休憩からもどってきた人間が見てる。

昼間のケースなので、Kさんが灰の運搬、俺が制御室で、どちらが行くか?って話になる。
この日の灰の運搬は、本来2時間くらいかかるところが、産廃業者が来るからと、ものの30分で終わらせて来た。

こんな話を聞いたら、誰だって、それ、Kさんきちんと仕事やった?と思うでしょう。

その通り、きちんとやって無いんだよね。

この人はサボりに関してはかなりずる賢い。
焼却炉から出た灰を、ストックヤードへ移動するのだが、その作業も途中で投げてた。
夜勤がクレーンで集めた灰を、ただ運んだだけ。
それだったら、誰だってすぐ終わる。

灰は、乾いた灰と湿った灰が置き場所が分けられて、乾いた灰を産廃業者が運ぶので、湿った灰を、運んだ後の乾いた灰置き場に、再度移動しておくのが通常。
Kさんはそれも手抜きして、夜勤で集めた湿った灰を、いきなり乾いた灰のところへ違反して運んで、全部やったふりをしてた。

さらには、積み出しは自分の仕事じゃないと言いだして、自分が制御室で監視してるから、俺に積み出しをやれと言って来た。

ちょっと語弊を招くかも知れないが、俺のが6歳も年長者だし、班長でもある。
俺はその他に、施設点検、薬品確認も控えてるわけでさ。
どちらも行く立場にあるなら、30分しか仕事してないお前だろうと思った。

しかし、こいつは自分がやりますという気持ちも無い。
昨日も週間作業を先輩と他のメンバーにやらせ、わかっててなにもせず、1時間半も上司らと談笑してた。
こういう自分が楽するためには、人が大変とわかってて無視できる、人間として問題あるやつ。

で、お前がやれと言って、ここで喧嘩になっても得るものもないからと、俺が行く羽目になった。
それが2つ目。

それで、扉が調子が悪くて閉まりきらなかった事。
これが3つ目。

4つ目は、先輩が積み出し担当だった事。
これが他の連中だったら、扉が片方だけ開いてないとなったら、おそらくブレーカーだろうと気がついて、スイッチを入れに行ってる。
別に産廃業者は積み込みが終わっても、重量を測るのが朝なので、それまで待機する。
待たせてるわけでもなく、ゆっくり積み出ししても良いわけで、急いでやることも無い。

しかし先輩は、申し訳ないが定年過ぎての人だし、機転が利かなかったのと、どういうわけか、自分の時には扉はいつもきちんと閉まるから、特にブレーカーとかいじったりしてないと言う。

それも嘘なんだけどね。

閉まったように見えて、ほんのわずか閉まって無いんだよ。だからみんな面倒な対応をしてる。
先輩がわかってないから、他の人が対処してあげてるのが実情なんだけどね。

このブレーカーだけは、切ってあっても運転準備完了が点灯するという、最初から装置の不具合があった。
見た目は搬送コンベア類は動いてたら、まさかタンクの扉が片方開かないなんて、心にも思わないから、誰も気が付かない。
それも要因で、5つ目。


それで思ったんだけどね、こういうことが重なって、俺がその教訓を得る事になったのは、これから起きうる何かに対して、きちんとするように、目に見えない力が働いたのかなと感じた。

どうしても忘れっぽくなるし、それは避けられない。
面倒だと思っても、後回しは禁物。
必ず忘れるから。

自分に言い聞かせ、やらかしたことを生かしていこうと思う。