また俺の班が責任を取る？ 12/2の仕事
今日所長の方から、この前の先輩のやらかしたことについて、他の班が迷惑を被ったのだから、その該当する班の二人の班長に、謝罪をしておけと言われた。
とりあえず俺は言われたことについては、直接本人たちの前で謝罪する必要があるかとは思ったが、引き継ぎの際にしか会わないので、先輩を前にしてこの話をするのはどうかと考え、その事の断りを入れたLINEを、二人の班長に送り謝罪した。
今回の件については色々な要素がある。
こんなことになったのは、そもそもゲートが開いていたのを、先輩が知っていたのに、わかっててそのままにして、言わなかったことに尽きる。
先輩がはっきり言ったわけじゃない。
だから、推測にすぎないが。
記録として残しておくために、少し整理して書いておこうと思う。
興味のない人は、ここで。
ここからは、T班長ほかの色々な人の証言から俺がまとめた話になる。
遡る11月最後の夜勤で、先輩は飛灰の積み出し係だった。
記事にも書いたが、その時に俺は午前3時半から朝まで、
クレーンでゴミ投入をやってた。
焼却炉の空気中に燃えかすが漂って、それが飛灰となって集められ、普通のゴミの燃えカスとは別に分離される。
それをトラックに積み込む作業がある。
この集められた灰は、バンカーに溜められて、５ｔくらいで積み出されるが、地上５ｍくらいの所に下向きの扉で設置され、環境会社のトラックに、そのまま落とされる。
その積み出しのゲートの問題なのだが。
積み出しのホッパーに飛灰が送られる前に、中間貯留槽があるが、積み出しホッパーに送る灰には、中間貯留槽で薬品が投与されてコンベアに運ばれる。
詳しくは書かない。
その中間貯留槽が空の状態になると、機械が自動で停止して、L（low)センサーが警報を鳴らして、点灯して停止する。
停止する理由は、空の状態でコンベアが動いて、薬品だけが垂れ流されるから。
先輩は、トラックに積み出すのに、バンカーのゲートを開いて積み出し、その時には、飛灰装置は稼働してた。
ところが、作業中に中間貯留槽のLセンサーが点灯してしまって、全停止となった。
最近積み出しのゲートの動きが悪くて、片方だけ閉まらない現象が多発してた。
この場合、観音開きのゲートの片側のブレーカーを落として、積み出し室でもう一度閉まると押すと、正常に閉まる。
これはリミットスイッチの位置の問題があるが、詳しくが書かない。
先輩は、その操作をしたのだが、通常はその時点で、自動運転準備完了のランプが点灯するのだが、中間貯留槽が空になったので、Lの状態となった。
貯留槽がLになると、灰を送らない状態になるので、当然自動運転完了ランプは点灯しない。
先輩はその事を知らなかった。
それで、積み出しのゲートをもう一度少し開けて、締め直したら、自動運転完了のランプが点くと思って、ゲートを開いてしまった。
中間貯留槽がLになるまでの間は、飛灰を積み出しに送り続けてるので、当然飛灰が溜まってる。
それなのに、ゲートを開けたので、溜まってる灰は落下する。
まず最初の失敗だが、先輩はその落ちたかなりの灰を、室内の側溝にスクレーパーで押し出して、詰まらせた。
俺たちの天敵（理由は書かないが…）の班である４班が、先月側溝を清掃したばかりなので、あの班を怒らせたら面倒になると、Bの班で側溝清掃をやってくれた。
事情を加味しての事だ。
落ちた灰を全部側溝に持っていったら、詰まることくらい誰だってわかるのに、交代時間も迫ってたから、先輩はやってしまった。
話を戻すと、ゲートを開けて灰が降っては来たが、また閉めたらいいだろうと思った先輩は、閉めようとスイッチを押した。
ところが閉まらない。
理由を詳しくは書かないが、リミットが効くスパンがあって、ちょっと開いただけでは、まだ閉まっると認識し、閉じてくれない。
押しても閉じないので、先輩はどうしようか困ったが、そのことは黙ってる事にしたのだと思う。
ただ、自動運転完了が点灯しないで、引き継いだら、天敵４班への引き継ぎだったので、まずいと思った。
それで、扉が閉じないと応援で来てたT班長に言った。
T班長は、まさかLだから自動運転完了が点灯しない…事の関連と思ってなくて、とりあえず、次の積み出しはT班長の班だったから、今はある程度飛灰が送られてるので、開いたら多量の灰が落下するだけだから、その時にバンカーの扉の開閉を試みて、確認するからと所長に言ったそうだ。
それが、所長は先輩が嫌いで、現在も口を聞いてない状態だった。
これも上司としてあるまじき態度だと思うのだが…
先輩と話したくないから、俺に、積み出しのゲートがおかしいと告げて、それで俺が見に行き、この前の下りの通り。
ブレーカーを下げて、もう一度バンカーを閉じるを操作して、閉まる音がしなかったので、先輩にこの操作をすでにやったか？と確認した。
先輩はそこで嘘をついて、やってみて閉まったのを確認したと俺に言ったので、疑いもしないで、それじゃ大丈夫と終わりにした。
念の為、T班長がLセンサーの、点灯ブレーカーを切って確認し、自動運転完了が点灯したので、動作に問題がないと判断した。
それが、翌日の積み出しの時に、T班長の班員が準備に行くと、バンカーの扉が少し開いてたせいで、灰が落下してて山となってた。
それをT班長の班で清掃する羽目になった。
そういう事で、２つの班に迷惑をかける事となった。
俺が今日朝に、所長から呼ばれ、この話をされたわけだ。
先輩に操作の指導と、基準書も作れと指示された。
とりあえず、先輩は、否定されると天の邪鬼みたいに反対の行動を取るから、先輩には所長から言われたことは言わないで、俺としてはただ原因が知りたいので、先輩にやった事について、ポイント的に確認した。
すると、やはり少し開いて閉じるを押したら、閉じ直すと思って開いたが、動かなくなったのでそのまま放置したと、めずらしく正直に言った。
これ以上でもこれ以下でもないから、俺の方から２人班長に謝罪した。
この日はT班長の班が夜勤で、事情だけ知りたいと返信があったので、交代前にT班長には説明した。
その後、先輩がめずらしくT班長にも謝罪してたし、正直に言ってくれたので解決したし、かえってこの装置のウィークポイントが分かった。
それにしても俺が言いたいのは、確かに俺の班でやったことだから、俺が責任者だし、俺も謝罪するべきではあると思う。
責任を取って、俺が基準書を作るってのもいい。
だけど、あの問題班の４班などは、冷却水の圧力ホースを引っ張って、亀裂を作ったままで引き継ぎ、俺の班でホース交換をやらされたし、焼却灰のシュートを詰まらせたまま、引き継いだり、きわめつけが、ごみピットの床板鉄板を剥がして、それを焼却炉に投入し、取り出せなくて焼却炉を停止させ、ゴミがピットから飽和する状態まで溜まるような最悪状況に勤しめた。
こんな大問題であるにかかわず、謝罪の一つも無い。
むしろ不可抗力だの言って、４班とやったGをかばった。
それで、なんで俺の班だけが…というか、俺だけが謝罪し、基準書まで作成しないとならないのか？
まずもって、どさくさに紛れて、何をやらせるつもりなのか？と言いたい。
まして、下請けは生意気だとの発言をして、俺の意見を途中で切り捨てるような、無礼千万な態度をしておきながら、都合の良いところでは、安全パトロールから指摘があった、基準書が完備されてないってところを、俺にやらせようという魂胆みえみえのアホ丸出しのやり方。
この職場文章能力もない人間ばかり。
さらにPCだってろくすっぽ使えない若者が揃ってる。
こればかりは練習しかないと出来ない…そう俺は思うのだが。
そういう教育は一切しないと言うバカ所長なのだから、どうしようもない。
呆れ返った。
もっと言いたい事あるけど、疲れたので寝ます…
