ブリブリの日常的な感じ

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新しい体制の予測

8月からこの支所から2名が、実務研修先の施設に行くのに、昨日その概要説明があるから来てくれと、先方から打診があったようだ。

そもそも今回のこの実務研修プロジェクトは、これからこちらに新築される施設の装置の扱いに慣れておくっていう目的。
すなわち、ある程度似通った施設で実務研修しておけば、すんなり稼働準備から立ち上げまで、うまくいくだろうって言う、元請けの運転部の考え。

研修先は、比較的近くのここ20年の施設。
そりゃあ、うちの施設は昭和40年代稼働の施設を、増改築してやっと運転してるって感じだから、それよりはどこも新しいでしょう。
でもね、どう考えても20年前の施設で、今現在の装置レベルの研修ができるはずもない。
それほど時代錯誤してる人間なんてそんなざらには居ないからね。
誰が考えたってそう思うだろ。
おそらくは、運転部のプロジェクト担当Eさんも腹の中じゃそう思ってると思う。

考えてる事はただ1つ。
数年前に茨城県で立ち上げた施設で、立ち上げまでの稼働準備がうまくいかず、予定より大幅に遅れての立ち上げとなってしまい、おそらくは街にゴミがあふれたんじゃないかと思う。
そうした失敗を回避したいからどうしたらいいのかというのが、今回の新炉におけるプロジェクトなんだろう。
しかしそれが全て建前だ。
運転部のプロジェクト担当Eさんが、自分がやることをやりましたって、失敗したときの言い訳のためにやってるんじゃないかね。

今回の人事を含めた移設に伴っての事に関して、は様々な思惑やデマや誤報があり、それに乗った所長の早まったパフォーマンスから、だいぶ混乱させられてる。
それは酷いもんだと思う。

以前もここにその疑惑の問題点を羅列してみたが、状況が日々変化して、真実に迫ってはいるものの、二転三転してるから、実態はおそらくは、こちらの誰もが知らないんじゃないか?と思う。
そういう意味では、元請けの運転部に、すっかり翻弄されてるのが実情だろう。

新施設は、今の施設から隣に異動するだけなので、本来なら、現場の自分たち運転員をそのままそっくり、新しい施設で運転するために任せるってのが、どう考えても合理的だろう。

しかしその立ち上げのために、新しい班長を4人、元請けで用意して、こちらに送り込むって話だ。
だけどさ、その4人だって装置経験してきた人間かもしれないけど、老朽化した施設でやってる人も混じってるだろう。
全員が全員優れた指導力をもっての、パフォーマンスを期待できるとは考えられ無い。

それでだ、この人数のところに問題がある。
顧客サイドでは、向こう20年間の契約で、運転員だけで12人と切って来た。
現状運転員も12人、プラス補助業務でその他部門に10人くらい。
これに対しても、入札時にも話があったことだし、大きく変更することはできない。
もしこれよりもさらに保全等で10人を増やすとなると、赤字にもなりかねない。
しかも今度の施設は、すべての部門で元請けへ委託。
これまでの顧客サイドの定年者、シルバー人材からの応援などはすべて無くなる。
そういう要員は別途別部門で費用が出るが、元請けで用意しなければならない。
そもそも運転以外、そんな作業は誰も経験してないことだし。

それで来年の12月を持って、今の施設から新しい施設の稼働準備に入るが、その移管時期の人員は、どうするのかって言う話も無い。
新しい施設の稼働準備のために頑張る連中と、廃炉になるので、たくさんの残骸を片付ける係。
それだって、かなりの人数が必要だって誰しもがわかってる。
まだ極めてグレーな部分が多々あるわけだ。

そういう事で考えるなら、現在の延長雇用者2名と、来年で定年を迎える俺ともう1人とで4人が、実質外れるのは免れない。
そうなると残り8名。
新しい班長が4人きて、12人というわけだ。
他に、所長、次長などは、新たに所長がやってくるし、年齢的にも現所長は来年59歳だから、すでに役職がないから、どこかへ異動対象となる。

だけど、これから8ヶ月間の研修に、残りのその8人を、教育へ送り込むのも無理だと思う。
受け入れる方だって、足手まといが何人も来られても困る。
それについては、先だって下請けのうちの社長が面談に来た時に、うちの息がかかってる支所で研修してもらえるか?とか、変な方向からの話が出てた。
とりあえずこの話は置いて置く。

研修は、せいぜい4人か、無理して6人くらいだと思う。
現場は8月から2人抜けるから、別の支所の余剰要員が2人応援に来てる。
さらに秋~冬に2人研修予定があるが、そこへまた余剰要員が応援に来るらしい。
研修に行ってた人が戻ったら、その人達はまた余剰人員となって、元の支所へ戻るのか?
そんなことないだろう。
さっきも書いたが、新しい施設を運転するための稼働準備要員として、今いるクラスの人間は必要なわけだから、少なくともしばらくはここに残ってもらわねばならないだろう。
だが廃炉処理は、ごみピットに溜まった底ゴミを、人力でビニール袋に詰めて外に出すような作業しないとならず、しかもかなり膨大な時間がかかる。
最悪な仕事と言えるだろう。
応援者にそういうのをやらせるがためだけに残して、やってくれと命令できるだろうか?
普通はそのまま新炉に移管になるので、廃炉処理の後は、新しい施設でよろしく頼むと言う所じゃないのかと思う。

使い捨ての扱いでは、今回応援に来てる、その人達の人生も翻弄される。
そもそも余剰人員で余ってるから応援に出してるって言うこと自体、元請け側での会社の規定でもって、誰もが異動対象って、結構しょうもないシステムから、家も買えないし(そもそも給料安い)、不安がずっと解消できない。
そういう中で、現在2人単身赴任で応援に来てる。
8ヶ月経ったら今度はどこへ異動させられるのか…って思うだろう。
まして一人は新婚さんだし。

だから率直に言って例えば、4人研修に出て行ったら、もう戻って来なくていいってことなんだよ。
もっと言うとその人たちが戻ってきたら、今残ってる下請け6人はいらないって話になりかねない。
できれば元請けだけで運用したいのだから、普通に誰が考えたってそうだと納得すると思う。

8月1日から研修に出る2人は、元請けからの人間だから、その人間の人事は実はあってもなくてもいいことなんだよね。
だって元請けからの人間なんだから、さっきも書いたけど、異動については飲まなければクビって話にもなりうる。
そもそもそういう条件で入社してるわけだから。

先月末の話になるが、うちの社長がやってきて、下請けとしてここに残りたいかどうかの話を面談し、残りたい人間には教育を実施するって話だった。
教育を実施するって事について、詳しい説明は聞いてないけれど、これも繰り返しになるが、どっち車が仕切ってる施設で持っての研修となるようだ。
自社の運用施設は、ここからかなり離れているところで、通うことはちょっと無理。
それで俺も単身赴任できるかと聞かれた、(年老いたジジババと同居してるんだ、できないと答えたけど。)

この話はすなわち、元請けから下請けの教育費用まで、なぜ出さなければいけないのか?っていうところなんだと思う。
ある程度のスキルを持って新施設に参加してほしいと言う要望なのだから、それを満たす条件の人間を揃えろと、下請けに圧力をかけてきてる。
それと同時に、下請けの社長が来たのはもう一つあって、元請け側からお前達は新施設に入る気があるのかと、遠回しに打診してきた。
新しい施設に何とかよろしくお願いしますって、下請けから挨拶がないって言ってる。
ちょっと聞くと自分たちに忖度しろって聞こえるけど。

先ず以てしてこの自社の遠方の支所での研修については、ゆくゆくは新しい建設中の施設に残れなかった社員は、そのまま転勤って話になるからってことを含んでるんだと思う。

そして俺の場合はちょうどこの施設が終わる時に定年を迎えるから、もしまかり間違って新しい施設に残れたとしても、給料が40%カットではやっていけないし、それが2割カットであったとしても、もともと安月給なのに、カットされてしかも昼夜交代勤務を今のように続けるとなると、モチベーションも下がるもんだ。
そのことを社長のほうに話をしたが、現場の給料にしたもの延長雇用を考えていると返事をもらった。
けれど後日また面談を行うと言う。
本決まりじゃないんだろうね。

現在のここの所長が能無しで、運転分からちょろっと話を聞いたらまたちょろっと話をするって感じで、最初は自分たちの身の振りについてそれぞれが不安を持っていたりしたが、所長が言うことがあてにはならないとみんなが気がついた。
そればかりか本来なら、新炉の立ち上げには若い力が必要なのに、下請けはもしかしたら全員使わないかもしれないときたら、この駄目所長に取り行っても無駄なんだなとみんなが思ってる。

運転部のEが、ここに補填のための要因を2人連れてきたときに、全くろくな挨拶もせず、今後の進路に向けてのビジョンすらきちんとした話もなく、しかも釈然としない話し方で、どうして元請けから来る管理してる側の人間は、頭が悪くこういうだらしのないやつばかりなんだろうと思う。

現場様々な人間から聞いた話を総合して、今後を予想するなら、現場主な支所の14人のうち、所長次長はのポストは要らないので、14人が運転員として考えると、元請けの延長雇用者2人はクビ。
下請け側の、定年退職者2名はクビ。
この時点で10人。
元請け側から、今の所長は59歳で異動かクビ。
下請けからさらに、59歳、53歳2名の3名はクビ。
それで残りは6名。
今年末までにこちらの支所にやってくる、応援の元請け余剰人員が4人になる。
元請け側4人と、今回8月に研修に出た2人が戻ってくると仮定すると、余剰人員とプラスして、6人の元請け。
4人の班長は、経験者を新規に投入するのだから、当然そこで10人の元請けとなり、下請けで残れる可能性のある人間は2人となる。

わざわざ2人を今のメンバーからチョイスして、下請けとして雇うわけないよね。
よって、下請けは全員切られると踏んでいる。

仮に4人の元請けからの応援が、もとの支所に戻った場合、6人の下請けを人選するなら、30代2名、40代3名、50代1名となり、支所の要望でもある地元採用を考えると、それにもこの残る人間達はマッチしてる。
残念ながら、どういう方向から考えても、来年定年を迎える俺ともう一人、それに一つ年下の59歳はクビであり、もうひとり53歳の人間については、過去のパワハラ問題で前科があって、その時にはクビを免れたが、今回は駄目だろう。
同じ53歳がもうひとりいるが、そいつは頭が悪いのだが、所長の太鼓持ちなので、残ると想定される。
これだと5人しか人選されてないが、この支所から40代の1名が福島の支所へ出向してる。
下請けからの出向なので、戻ってくる事になる。

散々ガセネタを流して、メンバーを弄んでた所長は、その報いを受けるだろう。

だけどね、残るこの6人について言うなら、誰もが標準レベルを大きく下回る能力。
こんなのを残したら、運用にも支障が出るのは間違い無い。

元請けの運転部は大きく勘違いしてるが、全員のスキルレベルが同じようなレベルに到達するはずがない。
しかし3人で4班体制の無理なシフトを組んで、運用しようとしているのだから、そのうち1人が知識があったって残りの2人のスキルレベルが上がって来なかったら、運用なんて到底できない。
その中の数名だけが牽引してくれたらと思ってるらしいが、絶対にそんなふうにうまくいくはずがない。

俺は6月の段階でもこんな計画うまくいくはずがないと言った。
案の定元請けから来た1人がコロナにかかって、それで1ヵ月間延期となった。
それは偶然ではなく予兆だ。
今のような施設のずさんな管理では、いつ何時災害が起きてもおかしくないし、何かトラブルがあって人がどこかに飛ばされたら、そんな計画は一瞬にして吹っ飛ぶわけだ。
知識を持った人間がいなくなり、また教育をしなきゃならなくなるって繰り返しにもなりかねない。

うちの社長が言ってたらしいが、そもそもボイラータービンなどの知識を持って採用しているわけでは無いから、業界としてはかなり低レベルの人間まで無差別雇用してきた。
今さら専門知識が無い人間は、仕事をさせないと言われても、そもそも元請けも含めそういった人間が揃っているわけではない。
それよりも、困った時ばかり何とか人を用意してくれと無理強いしてきて、どの口が言ってるのかと言う所だ。

期待など絶対にできないし、今のような計画性のないずさんな能無し運転部に、計画立案まで任せてしまったことを、会社側が後悔すると思う。