ブリブリの日常的な感じ

日常の自分を綴る

9月21日から26日までの仕事

仕事の記録なので、興味のない人はスルーしてください。

遡る6日前の日勤の時に、2号炉の差圧が高いことから、所長がバグのサイレンサーを抜いて、濾布に付着した飛灰を落とそうと試みた。

焼却炉はゴミの燃えカスの主灰と、空気中に飛散した燃えかすの飛灰がある。
空気中に散りばめられた飛灰は、そのまま煙突に出ていてしまうので、途中バグという装置の中で、フイルターの濾布間を通過させることで、空気だけを煙突に送り込んでる。

そのフィルターが汚れるので、一定時間にエアーを送り込んで、灰を払い落としているのだが、そのエアーの勢いが弱くなってしまった。
エアーを送り込む時に、かなり大きな音がするので、濾布にはサイレンサーが付いている。

原因は、サイレンサーが詰まっているからエアーが弱くなったということで、所長がそのサイレンサーを全て外してしまった。

俺たちの日勤時には、一時的に濾布についていた灰が落ち始め、その対応を処理を1時間ぐらいやった程度で、灰の処理は完了した。

ところがそれから徐々に、濾布の残りの灰が落下し始めて、想定以上の量になった。

それで翌日の9月22日の日勤で、ついに大量に灰が落下し、バグの中のスクレーパーコンベアが灰に埋もれて動かなくなり、灰が出せない現象が起きた。

午前中には、2号炉をやむなく埋火して、停止してしまった。

当然この故障を起こしたのは所長の判断の誤り。
21日の日勤の時に、所長がサイレンサーを外した際、俺は、全部外したのはやりすぎではないか?と、とりあえず意見は言った。

人を非難しても、人の意見など聞かない人間だから。
当然先ほども書いたが、1時間ぐらいの対応で、最初に落ちた灰は処理できたんで、所長は、特に意見などシカトだった。

この22日には、所長がコロナの予防接種で休暇をとっていた。
このことについてちょっと言いたいことがある。

俺がコロナ休暇を出した際、翌日が夜勤だったので、夜勤も一緒に休暇を入れたのだが、そうなると4連休になってしまう。

それを所長は、本社の人間は、皆注射を打ってから戻ってきて仕事をし、翌日も仕事をしてるんだ!と豪語して、あたかも遠回しに俺を非難していた。

ところが自分のこの休暇の話。
日勤班は、トラブルについて所長に連絡を取った。

所長は2回目の予防接種を打ったら、調子が悪くなりとても仕事には出られない…という状態だったらしい。
しっかり連休取っていたし。

そもそもこれまでも様々なトラブルがあったが、連絡しても出てきて確認をしようともしない、無責任な所長だから。
ましてや今回は、自分自身が体調が悪いのなら、なおさら来て確認するつもりもないのはわかってた。

頭にくるのは、人にコロナの注射ごときなどと言っておいて、自分がそんなでは、とんだ体たらくだと思う。
こういうしょうもない人間は、自分のことしか考えてない。

所長は、自分のミスで焼却炉の停止にまて引き起こしておいて、確認にも来ない、無責任極まる極まりない対応で、結局俺らに丸投げしただけだった。

こんな責任者見たことないよ。

それでその翌日の日勤班は、非常識が揃ってる班。
その班に所長は、ロータリーとスクリューコンベアを自動で動かして、そのコンベアへ手作業でスコップでもって、灰を送り込めという指示を出した。
折しもこの日は23日の祝日で、日勤の人手が足りてなかった。

俺らからこの班に引き継いだが、どうせまともな仕事はしないだろうと思っていたが、その通り、面倒くさいとやったふりだけをしていた。

結局バカ班から引き継いだ夜勤班が頑張って作業をし、翌日と翌々日の日勤班もさらに頑張って、スクレーパーコンベアが自動で動くまでに復旧させた。

2号炉の灰出し作業やっている間、中間貯留槽に灰が溜まりすぎてしまうと、コンベアが全停止してるので1号炉の飛灰コンベアも停止していた。

夜勤でやってきたバカ班は、自動でそれらの装置を、徐々に動かして、最後の班は出しをするだけで良くて、そんなに時間のかかる作業ではなかったはず。

その作業が終了したら、2号炉を立ち上げると言う指示がされていた。

それが俺たちがバカ班から引き継ぐ日勤の時に、なんと立ち上げ途中の、しかも昇温中で引き継ぐからと申し送りされた。

要するに今回の巡り合わせて、灰出し作業やってないのは俺たちの班だけだから、立ち上げぐらいやれよということらしい。

これまでいくらでも逆のことはあったわけで、それぞれがお互い様のはず。

さらにこのプランを考えたのは、バカ班の班長ではなく、大馬鹿の班員が考えた。

この男は仮に Z としておくが、若い時分専門学校の学費を使い込み進級できず中退。
その後は30半ばまでずっとニートで、タクシー会社に勤めるも、二種免許を取得したところで、顧客と喧嘩をしクビになる。
これも家族の勧めで新聞配達の仕事を始めたが、それも人間関係が悪化し退職。
この会社へはその後やってきたが、 T シャツと短パンで面接に来たらしい。

社会の上下関係も全くわかってないし、口の利き方もろくでもない人間で、始末に負えない。

正直ここはそんなのばっかりなんだよ。

この班にはもう一人問題社員の G がいる。
Gのことは何度も書いてるから詳しくは書かないが、シルバー人材センターの方が持ってきて飾ってた造花を、くそじじいが気に入らないからと、勝手に盗んでごみピットに放り込こみ、顧客から注意を受けるとともに、賠償金の請求をされたり…
とにかく素行が悪くてどうしようもない。

そいつが偉そうに班長を差し置いて指示をしているらしい。
その班長とて、女子中学生をひき逃げして、平然としてた人間。


話を戻すが、俺達の班が、立ち上げ、点検確認まで、すべて背負わされた。

もちろん不可抗力でそうなってしまうのは、まったく仕方のないことだし、作業として問題はないのだが、ただ他の班長からの話を聞くと、大方灰出しは終わっていたという。
結局このバカ班は12時間近く遊んでいて、こちらにやらせようという魂胆で、引継間際に立ち上げた。
立ち上げてくれと指示があったから、パフォーマンスだけは取りたかったという話。

ところがうちの班のKさんが立ち聞きした話で、G は Z に対して、なぜ立ち上げたのかと、文句を寄っていたらしい。
灰出して忙しかったから、立ち上げてる暇がなかった…と言えばよかったろう?と。

この男につける薬は無いので、これ以上の話は辞めておく。