病院で入院説明など…お袋はダメだ…
今日は病院で最終意思表示ってことで、朝から支度して11時に到着するようにでかけた。
忘れ物しないように事前に言ってあったので、 薬手帳等の忘れ物はなかったが…
色々だった。
先ず以てして11時半予約が、呼ばれたのが12時45分。
家を出てからもう3時間近くも経ってる。
それで先生の説明があって、 「最終的な意思表示なんですがいかがですか手術しますか?」って聞かれてるのに、お袋が突然…
なんですかって?
一緒にいて俺も唖然とした。
診察室に親父とか入ってきてた。
入ってもらいたくなかったのに、ズケズケと入ってきてて、 それだけで俺はむかついてたんだけど、急に無駄なフォローを出しはじめ。
本人の意思確認ですからって言われてんのに、余計なこと横から言ってんじゃねーよ。
だからダメなんだよ。
親父は来てもらいたくなかったんだけどね。
お袋が俺がフォローしてくれないから嫌だと言ったんだろう。
この前は外で待ってたのに、今回は勝手に入ってきた。
それで、あれだけ普段偉そうにしてるお袋が、 何を血迷ったのかと思った。
先生はあっけにとられ、 最終的な意思確認ですので、ご家族で話し合われましたか?と俺に大丈夫か?って振って来た。
無理もないよ。なんですか?だもん。
先生がまたさらっと説明すると、 今度はそれはわかってます、だから来たんでしょう?みたいな不遜な態度。
なんじゃそれは。
結局、俺があだこうだ喋って、先生には理解していただき、この後に手術の説明があるからってことで終わった。
お袋は、どうも最初から、話聞いてねーなこいつって感じだった。
誰かが一緒にいれば、その人間が話を聞くから、自分は後からその人間から話を聞けばいいと思ってる。
そういうことを何十年もやってきた。
その係が親父や姉妹だったわけだ。
何しろ、面倒なことは何一つやろうとしない。
この日だって玄関から出るのに、 自分の靴選びに没頭し、靴べらなど持って、俺が出て行こうとするのを妨げ。
あのね俺が運転するんだよ? お袋が先に行ってどうするんだよ?…と言わないとわからない。
もともとこのお袋は、人のために何かするって事を、ほとんどして来てない人間。
俺の記憶では、お袋から土産などもらったことは、ただの一度もない。
中学の時の体育祭の弁当は、前日の煮物で腐っていた。
子供のためにとか、そういう気持ちなどなく、弁当を作るのが嫌で、体育祭だってのに、こんな事を平気でする。
孫が重い荷物を持ってても、自分は平気な顔をして、手ぶらで歩いてる始末。
もっと孫が小さい時には、お袋と自転車で二人乗りして転び、孫を怪我させた。
怪我したのは長女。
かみさんが怪我をみつけて発覚。
そう言うのすら黙って知らん顔だった。
事の次第を追求すると、自転車の調子が悪くて転んだだのと、自転車のせい。
謝罪の一言も無かった。
お袋はそもそも、そういう最低人間だから。
それから、甲状腺の数値を確認するんで、採血をしてから帰れって先生に言われ、外で待ってると、事務の人が来て、先に入院説明を受けろと。
それで、入院の窓口へ行こうとしたら、ファイル親父が持ってる。
イラッとして、自分の事なんだかそのくらいお袋にもたせろ!とホールきつく言うと、不服な顔して、しかなたく親父からファイルをひったくる。
入院説明に行くと、先に採血して来いと言われ…この病院もしょうもない。
またしても親父が、お袋の大した荷物じゃないのに、持ってるので、本人に持たせろと言ったが聴かない。
採血に行くも案の定、診察券が、順番待ち札を自動発行するのに必要だからと言われ、荷物を持ってる親父の元へ戻るしかない。
何やってんだって。
親父に、入院したらコロナで面会ができないから、一人でやらせろ!と怒鳴って、俺がまわりから顰蹙を買う。
その後俺が売店から戻ると、今度は採血の待合の椅子に座ってはいたが、順番が詰まっていくのに、空いた椅子に移動しないでいる。
後から来た人が、てっきり順番待ちの人じゃないのか?と、空いてる椅子の先頭に座って、順番を錯覚。
掲示板の番号をみてあれ?この人(お袋)のが先だねってわかったようで。
この親達は、順番を待った事がないのか?
空いてますか?と言われて、慌てて椅子を詰めた。
しょうもなさすぎる。
その後も、入院の手続きで、同意書などもらって、この場で書かねばならない連絡先とか、お袋が書き出したが、今日の日付も書かなければ、自分の家の電話番号もデタラメ。
さすがに俺も怒りが込み上げてきた。
さっきも書いたが、これまでずっと親父にやらせてきたものだから、自分じゃ何一つ書き物とかもして来てない。
だからそもそも覚えてない。
帰りに車のなかで、自分の名前くらい書けるよな?と俺が嫌味を言ったが、本当に情けないくらい教養もなく、ただ虚栄だけでここまで来たのか?と、軽蔑な気持ちすら浮かんできた。
昔からお袋は、自分は外で遊んできて、中学生の頃から俺が風呂を洗ってわかして、洗濯物を畳んで、妹の飯を作っていた。
それでも、このお袋は、うちに金が無いのは、お前らには金をかけてるからだって、口癖のように言ってたので、子供の頃の俺は、親も大変だからと文句も言わなかった。
同じ頃親父は外で女を作って、家なんて帰って来ない。
退職金が無い職人だからと、積み立ててきた金を、こっそろ女と競馬で使い込んで、それがバレて家では大変だった。
お袋が何もしないので、俺らが家事をやらねばならなかった。皺寄せだ。
家には金もあって、親が自分の趣味の民謡や、ギャンブルのためにその金を使ったから、俺らが大学に進学できなかったって知った時には、ほんと言葉も無かった。
俺の話はいいか。
それで、入院説明に戻り、その説明もほとんどお袋は聞いてない。
それでも、もらった紙に書かれてたのを確認したので、後で確認できるから大丈夫だと思った。
その後、入院に際しての看護師の説明になって、過去の病歴とかについて質問されたが、それもデタラメを繰り返してる。
さすがにそれはまずいからと、俺が訂正しまくった。
脳梗塞を起こしたのはいつですか?
22年前で…それは嘘です、13年前です。
入院したのは脳梗塞の一度きりですか?
そうです…それも嘘です。40年くらい前に子宮筋腫やってるのと、昨年12月に入院してます。
そんな具合で、話が全然すすまない。
さらに親父が横から何度も口を出してくるので、看護師も3人に言われて???????だよ。
俺が親父に、黙ってろ!と癇癪を起こして、看護師に宥められる。
なんか、俺が俺自身を情けないと思った。
結局それから薬剤師の説明があって、ドタバタに終わった。
それから会計になり、ファイルを窓口に出すんだと言ったが、お袋は、また親父にファイルを持たせ会計をやらせてた。
もう文句を言う元気は、俺にはなかった。
会計も、俺がトイレに行く前に、順番待ちの列のここに並べと言ったのに、親父はそれを無視。ダメだと注意。
トイレから戻ってくると、さらには順番も守ってなくて、後ろの人に文句を言われてて…
最悪だなと思った。
ほんと疲れた。
時計を見たら、14時半近かった。
帰宅して15時で、カップ焼きそばを食べた。
1日しかない俺の休みが潰れ、しかも散々嫌な思いをした。
こんな事がこれからもっと増えるのかと思う。
お袋からは、ありがとうの一言もなかった。