4月15日と16日の話　家庭

昨日は夜勤明けで寝ないで病院送迎で、疲れてたってのもあるし、何から何まで中途半端で終わる。

とりあえず電球交換をして、家族からの要望は済ませた。
早めにやる事やってないと、みんなに文句言われる(笑)

昨日はお袋の手術後の診察で、11時半に家を出て、予定通り病院につき診察前に検査。

13時半には1番で診察を受けた。
それがね〜、その後心臓の具合はどうですか？不整脈になってませんか？と質問を受けると、
「あのー朝から4回ほど変なんですけど…」とお袋。

送って行く車の中でも家でもそんな話聞いてねーよ。
え？って顔してると、先生が俺の方を向いて、どんな状態なの？と無言できいてる。

俺は、いや今初めて知りました…と(^◇^;)

先生から、それは具体的にいつからなんですか？とか質問をされるとお袋は、
あ、やっぱり違いました、それは腎臓のことで、正常です…とか言ってる。

またはじまったよ。
前もとんでもない話をして、医者が混乱してた。
関係ないことをしゃべりだして、他の持病の話をしたがるんだよ。

それからああだこうだお袋が言って、結局のところ、腎臓の検査の時に、胸あたりに違和感があって、今は平気だと話した。
平気ならなんで言うかな？
なんか、自分があちこち病気だって言いたがってる。
それは腎臓の次の診察の時に、そっちの先生に聞いてくれって話になった。
当たり前だろ、こん病院には心臓の手術に来てて、そのほかは、地元の病院で診てもらってって話にもなってる。

心臓の方は、心電図も撮って、悪くないし、本人も問題はないと言ってる。

地元病院でも、手術後に行って、心臓の状態はどうすか？ときかれたのに、腎臓の検査が残ってるとか、そればかり言ってる。

だが、腎臓もそんなに悪くなかったし、心臓の方も、もともとお袋の仮病で、早急に手術をする必要はないが、やってもいいよって言われてたからやっただけ。

どうしても自分が病気であることが、お袋には必要な理由があるのかも知れない。

そう、まわりも薄々勘づいてる。

手術後すぐに快方に向かい、普通だったら、これまで迷惑かけてきたから、少しは手伝わせてくれとか、前向きになるところ、なんと、また酷くならないうちに、静養しますときた。

これには俺もあたまにきて、いい加減にしろ！と怒鳴った。

だいたい、何十年も家事をほとんどやらずに、全部かみさんに押しつけて来て、仕事を引退しても、ボケっと過ごしてた。
当時大学生だった次女に、「おばあちゃん、そこまで怠けて、何もしないでよく平気だな！少し手伝え！」と怒られて、ようやく食器拭き程度の、家事の手伝いをやるようになった。

これまで、自分の趣味を全てに優先してきたお袋。
俺や妹の大学進学は、家に金が無いから出せないと言いながら、自分が民謡の名取になるために、大金を使った。

同居してからも、うちには金を入れてるから何もしなくていいんだと、偉そうに振る舞ってたので、俺が、施設に入ったらこの10倍は金がかかるんだ、端金でら偉そうにしてんじゃねえ！と怒鳴り。

ああいけない。
また本題から外れる。

その後、ようやく診察となり、その終わる寸前にまた、なんか手術後の傷が変なんだと、はっきりともしない事を言う。

それで、先生が傷跡を見るので、別室へ行ってくれと言われて外へ。
手術担当医だから、待ってる人が大勢で、その席をはずしてお袋を別室で診るので、時間がかかった。

再び呼ばれたのが30分後。
診察室に入ると先生が俺の方をみて、傷口も綺麗になってきてるし、おそらくは、かさぶたを自分でひっかいちゃったのだと思う…と。
化膿もしてなし、全然大丈夫と言われてしまった。

なんだ、このしょうもないお袋は。

そして最後になって、また終わる寸前に、これまで通りの事をしても大丈夫ですか？とか聞いてる。

手術終わってからの診察でも、激しい運動でなければ、いつも通りの生活を送ってくれと言われた。
その後、地元の病院へ手術した病院から経過が届いてて、話も診察もスムーズにいって、問題なければこれまで通り、生活してくださいと言われた。
少し散歩したり体を動かすようにとも。

これら診察とか手術に俺が同行してるのは、地元の担当医から、いっしょに来て、話を聞いてくれるとありがたいと言われたから。
ようするに、お袋がとんでもない事を言ってるからだろう。

だが、日常生活でボケてるわけでもなく、普通に生活し、昼飯までかみさんが作ってってくれてるから、それを用意して温めて、食べるくらいはやってる。

買い物も親父とでかけてるし、何も変なところは無いんだよな。

とりあえず俺からは、これまで一年中静養してて、何が静養だ！と怒鳴られてもいる。
先生が、病気前の生活を送っていいと言ってるにかかわらず、静養しますじゃね。

アホかって。

さらに、この日の病院への行きの車のなかで、親父が、ペースメーカーとかになったらどうする？とか、訳のわからない事を言ってる。
しょうもねえな。

地元の主治医も、手術してくれた先生も、確かに、今後ペースメーカーを入れるかも知れないと言ってたが、今すぐではないと言ってた。
そもそも繰り返しになるが、今すぐ手術しなくても、もう少し後でも大丈夫だとも言ってた。

だから、昨年の12月に2泊３日の熱海旅行で羽目を外し、戻って来てカラオケ大会を1日中やって、間髪入れず、忘年会だの出て、そこでもカラオケを一日中やって、そこで倒れたって話になってたが、そうじゃなくて、実際は吐いただけだった。
本人が動悸がするとか言ったので、救急車を呼んだだけ。

そんなスケジュールで遊んでたら、俺だって具合が悪くなる。

それから２週間入院して、年末年始にかかり、家族や親類に迷惑をかけても、自分は病人だと謝りもしない。

それで、１ヶ月もしたら、元気になって。
ちょっと見てないと思ったのか、忘れ物をした時には外で走ってるし…
十分元に戻ってるだろう。

そういうの、家族にも見られてるってのに、家に帰ると自分は病気だと、韓国ドラマを1日中みて、お笑いを見て声を上げて笑っててさ…あきらかに仮病だろう。

それから、急に伯母さん（お袋のお姉と妹）が見舞いに来ると。
それはいいけども、俺の夜勤に当ててきた。
いい加減にしてくれよ。

しかもこの家に来て、何か伯母さんらが手持ちでくるから、ここで食事をしようって…

何もしないで俺がのほほんといられるはずはない。

なんでさ、自分は何もしないで、誰かの何かをやってもらおうとしか、考えられないのか？
快気祝いをわかってるのか？
こっちがするもんだからね。

呆れてものも言えない。
勝手に決めてんじゃねえ！と先ほど、勝手に決めてんじゃねえ何もしないくせに、やるなら俺が日勤の時にしろ！と、文句を言って来た。

妹が交通事故でから退院した時には、快気祝いとして、遠くから末妹もきたので、みんなで木曽路でしゃぶしゃぶ食べたりした。
でも、かみさんが肺炎の時には、快気祝いもろくすっぽで、こともあろうにお袋が、娘ら（俺の妹2人とその亭主）を家に呼び、なんとかみさんの快気祝いの夕食を作らせた。

俺の入院した時には、親は誰も見舞いにも来ず、退院した時に妹たちが来たが、俺が食事制限をされてると知ったら、自分たちだけで、外のレストランへ出かけた。

そういう人間なんだよ、お袋は。