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自分が面倒なら、上司にさえを押し付けるやつ 会議4

自分が面倒なら、上司にさえを押し付けるやつ 会議4

11月から、次長とBという奴が、実習に行くということになったところまで話した。

こいつのかわりに戻ってくるのがYとN。
実はこの二人とも大体年は同じで、俺より十歳ぐらい下だと思うか、色々と問題がある。

まずはYは、この業界に長く仕事はそこそこできるのだが、我欲が強く自己中に近い人間。
業界歴が長いものだから班長をやっていた。
部下に十分な休憩も与えず、自分の気分で仕事をさせたり、自分より下の人間には余計な仕事まで押し付けたりと、自分が楽することに徹するところがある。

そいつが、どういうわけだか親会社の上に気に入られたという理由で、本来だったら元請けだけが出向するのに、下請けのYが、誰もが知ってる放射能汚染地域の、仮設炉に駆り出されていった。

一度そうした仮設炉に出向すると、安全手当など、ものすごい手当がつく。
噂では給料が倍近いって話も。

今回は俺がこの会社に入ってから2回目の出向になる。
その時にも会社側に支度金を要求したり、資格取得のための補助金を要求したりしたようだ。
元請けから出向依頼が来ているから断れないのをいいことに、自分のが欲のままに要求を押し付けたのだろう。

実はこの出港はあのUが行く予定だったが、一応は相手から断られたってことになってる。
果たしてそういった話が真実かどうかは分からない。
普通の会社だったら出向依頼が来て相手から断ってくることなどあり得ないからだ。

まして俺たちは下請けでそうした出向依頼があるというのは稀なケース。
どういう事情かは分からないが、どうもこちらから申し出て、そういった形が実現したっていう可能性もある。

それはひとえに手当欲しさ。

出向手当の他にも、ホテルののお金もただ。
毎日の食事も一食につき500円補助が出るっていう話だし。
それで支度金や、必要な資格だと称して、資格取得の要求をし、お金も払ってもらっているとなれば、そんな楽しいことはないだろう。

まあそんな厄介のやつが戻ってくるってことだが、所長としては俺よりはマシだと思ってるらしい。

しかしYの話では、所長は最低な人間だってことで、相当嫌ってる。
前々から所長に対しては、朝礼でもふてくされた態度をあらわにし、嫌われてるのがわからないのかな?と思うんだけどね。
本当におめでたい所長だよ。

Nは、この業界では便利屋と言われて、独身であるがために、日本全国の各支所の欠員要員として、飛ばされ続けている。
実際俺は一緒に仕事をしたことはないのだが、同じ班になった連中の話を聞くと、ワキガがひどくて、臭くて一緒に制御室にいられないらしい。
なんだか気の毒な話でもある。
全国各地の色々な仕事をしているので、上手にはできないがそこそこはこなせるらしい。

この二人が来て、出ていく人間としてそのBだが、こいつが入って1年ぐらいした時に俺の下に入った。
こいつは俺よりも6歳下の独身。
H 班長も独身でおしゃべり好きだが、こいつも負けず劣らずそういうタイプ。
まずもってこの子の施設の人間に共通することがきちんと挨拶や礼儀がなってない。

このBの、いい歳こいて報連相がまるでできていない。

Uが、定年して嘱託職員になったので B が代わりに班長になったのだが…
俺は責任取れないから班長になりません!だの、散々言ってたわりに、あっさり引き受け、結果的似、班が、しょうもない状態になってる。

Bは散々Uのことを罵ってる割に、やってることはさほど変わらない。
むしろこの男の方が、自分は班長だから偉いんだという、偉そうな風体で、片っ端から周りの人間を無能呼ばわりしている。

百歩譲ってきちんとした実績があるならいざ知らず、所長に言われたことを、イエスマンのように何でも従い、所長のお気に入りになっている。
結局は偉そうにしたいがためだろうに。

去年入った A 君に、Bさんに質問しても、満足に答えてもらえず、非常に困ってると、俺や、うちの班の連中が何度か相談を受けた。

そのことはきちんと次長には話したんだけどね、何せ所長のオキニだから、何を言っても通じないよ。


その会議でだって、災害が多いからと、ボイラー施設の蒸気漏れの災害についての、類似災害の可能性を上げろと指示が上からあって、それについてあたかも話し合ったように提出するのだろう。

写真のその用紙を見せて来て、うちにはボイラーはないからなあと開口一番。
そういうのは安全部に、うちにはボイラー施設が無いので、別の類似災害について回答しますとか、こっちから言わないとだめだろうにアホ。

それをただ提出しなきゃなんないんだからな〜と俺と H 班長に見せてきた。
俺はボイラーの資格を取ったばかりだから、分かるかと言われたが、そもそもその類似災害についての本社文書が、不備が多くて間違いだらけ。 
それでも、故障確認などの決まった手順はあるので、それは教科書に書いてあるから、それを見れば分かると俺は答えた。

繰り返し言うが、ここにはボイラーがないんだよ。
すると H 班長が関係ない話をグダグダと始め…
脱線するからこれは後で書くが。

とりあえず各班から少しずつ項目を出し合って、一つのフォーマットに(どうせ次長がまとめて)それを本社に提出するってことになった。

それが所長が、次の会議はT班長とBとやるのだが、この二人はボイラーの資格を持ってないんだよなーと…
自分でそう言っておきながらさらに続けた。
でも、Bさんは何でもよく知ってる人だから、ボをイラーでもよく分かってると思うし、こういうのもうまくまとめられるような
…と抜かした。

は?てめえが、たった今各班から少しずつ出し合って…と言ったんじゃねえか?
それにBよりもHの方が、まだマシにまとめられる。 
ただまとめるだけだったら俺一人で十分だし。

Bなんて、ほぼ文章作成能力ゼロで、提出文書の欠片もまとめられないよ?
相当な勘違いだと思うけど。

何かこういうところまで B を擁護する姿を見ると、かなり気持ちが悪い。変態か。

B について言うなら俺の班に入ってきた時に、ちょっとした弁当の注文事件があった。

大体一番新しく入ってきた人間が、弁当をまとめてその日の朝に、電話注文するのだが、当然 B が注文する係で B 自身もそれは分かっていた。

それがこいつが会社に来るのが遅いものだから、引き継ぎ日報など全部俺が作成していた。
本来なら新人が作成するものなんだけどね。

Bは、引き継ぎ日報を書いている俺のところにつかつかとやってきて、「弁当を頼みます」と言ってきた。
てっきり俺はBが、電話で弁当を頼むからねと俺に言ったのかと思って、分かりましたと俺は答えた。

ところがその頼みますっていうのは、俺に弁当の注文をしとけということだった。

この日は修理業者さんも結構入ってて、その人達の弁当の注文数も多くて色々あった。
弁当は1種類じゃなくて数種類あるから、そういったものをいちいち確認して、電話で注文しなければならない。

Bはそれが面倒で、嫌だったのだと思う。
俺にそう言ったきり勝手に仕事の持ち場に逃げてしまった。

行き違いから、待てど暮らせど弁当が来なくて、昼にBが交代で戻ってきた時に、弁当注文したんだよな?と聞くと、頼みますって言ったでしょう!と、自分は悪くないバリで言い放った。

あっけにとられたよ。

この男には国語能力がないのか?
普通目上の人間に頼むなら、これこれこういう事情で自分は注文電話を出来ませんので、お願い出来ますでしょうか?と言う所だ。
それからいっしょに仕事してて、何に対してもきちんとした説明ができないことが分かった。

俺が一番気に入らないのは、注文するのは自分の係だとわかっていて、なおかつ、ちょっと面倒だから、手こずりそうだと思ったら、上司であり歳上の俺にも、弁当を頼んどけと、平気で言える自己中な無礼な考え。

しかも B がそう言った時には、Bが本来やらなければいけない、引き継ぎ日報の記載など、俺がやってたんだから。
それで忙しいから早く持ち場につくも何もないだろ?
弁当を注文出来ない理由なんて何一つない。

こういう奴は自分が不利になれば、仲間も平気で裏切る。

それ以来、こいつのことは一切信用していない。