ブリブリの日常的な感じ

日常の自分を綴る

覚悟してたが、やはりお払い箱か 今朝の会議 3

覚悟してたが、やはりお払い箱か 今朝の会議 3

20日の朝の会議の続き…
とりあえず来月中旬から他の支所に、研修のためにH班長とA君が行くが、その後の話もあった。

それが、次は次長と、ここへ来て2年のBさん54歳だと言う。
この2人と思う下請け社員。

まずは結局次の研修にも、その後の研修も順次他の連中を想定してるようで、俺の名前は出る事は無い。

考えてみれば社会に出てからずっと、何かにつけて登用してもらい、工場の設備の立ち上げ要員となった所からはじまって、改善提案で特許の取得や、そういった事務仕事全般、研修にも先に人選されて行かされた。
新規の案件、新しいCADの導入など、自分の名前が呼ばれない事はほとんどなかった。

しかし今回、本当に思い知ることになった。
結論から言うと、俺はもうお払い箱だと言うことだ。

1年半後の新しい施設には、俺の名前はないという事がはっきりした。

ここには多くの先輩方がいらっしゃるが、皆さん第一線から退くときには、なんとも言えない寂しい気持ちだったと思う。

今俺も、そういう気持ちを味わった。

わかってはいたが、あからさまに、こんなやっつけの会議でもって、自分の進退を知るなんて、なんだか俺のつまらないこれまでの人生を物語ってるなと思った。

それは一日経過した今も、胸に穴が空いたような気持ちで、どんよりと力なく居る。

覚悟してたつもりが、まだ胸が痛い。


自作曲の「哀しみの街で…」を公開します。
10年ちょっと前に、努めてた会社が傾いて、体のいいリストラで、無理に片道2時間半の客先に出向させられた時に、はじめて降りた冬の駅で、浮かんだものを音楽にしました。

この曲を聞くと、今と同じような、なんとも言えない、虚しい気持ちになります…



つづく