ブリブリの日常的な感じ

日常の自分を綴る

部下を腐らせる上司

俺この会社に入ってから一番ダメだと思ったのは、トップの所長。
なんでもかんでも事なかれ主義。
礼儀も何もなってない若者を俺が指導したら、波風立てないでくれと言ったり、しょうもない体たらく。

ここは4班で交代勤務なのに、所長も次長も土日休みで、こともあろうか休みの間に連絡してくるなと言う。
当然トラブルはしょっちゅうあるわけで、責任者に連絡すべきことなのに、そんなの事後報告でいいと言い、休日に余計な手間をかけるなと暴言を平気で吐いてる。

自分が顧客や本社から意見されれば、慌てて俺たちになんとかしろと癇癪をおこし、自分で解決しようと言う姿勢はまるでない。
普段から事務仕事も次長に任せっきり。
では、いったいこいつは何の仕事を毎日やってるのだろうか?

以前俺がいた倒産した会社にも、だめな取締役がたくさんいたが、一応そいつらは形上デスクに座って、最低限なことだけはしてた。
この男はそんな簡単なことも何にもできないようだし。


それで俺はボイラーの実技講習で、ここ5日ばかり休んだが、居ない間にKさんに、「最近は礼月さんはやる気ないからな…」としゃべっていたらしい。

そもそも1年半後の新設施設に移れるのは、その時点で60歳以下の人間だけだと公言して、その60歳を超える人は5人もいるってのに、当然その5人はやる気なんて出ない。
俺もギリギリ入る。

所詮切り捨てられるってわかってるのに、真面目にやる奴なんていないだろ。

ここは直接顧客と取引をしてるわけでは無いから、日々の仕事を淡々とこなして終わるだけ。
そういった中で、誰がやる気があるかなんて、どうやって見分ける事ができるのか?

そもそも俺はそういったことを考えて、人がやらない施設の補修や、汚物の清掃など買って出て、積み上げてきた事を評価してもらって班長に抜擢された。

少なくともそう思ってたのだが、どうやら違ったらしい。

この所長からしたら、自分に対してイエスマンは評価するってことだって。

俺が今、直接そうした積極性を出さないで、みんなと同じように仕事をやってるのは、この所長に30時間の残業を踏み倒されたからだ。

これも何回も書いてきたので詳しくは書かないが、この所長が昨年の先輩を辞めさせようとする企てを、俺が文書でもって阻止したところから始まってる。

そもそも先輩の悪いところを文章にまとめろと俺に指示したのは所長本人。
それが先輩を辞めさせるための作戦だと知ったので、逆に、所長を含めた元請け社員たちのほうが、もっと勤務態度が悪いと報告書を書いた。

その報告書を書くのに、所長が真実を言わない事が原因で、書き直しを含めて30時間以上かかった。
しかも、会社の共通端末でそいうことを書けないから、家でやるしかないと言ったはずなのに、結局は人に頼んでおいて、「なんで会社でやらなかったと…」抜かし、ずっとしかとされた。

ちょっとこれには許せないところがある。
俺はきちんと残業の請求書を書いて出したのにそれも揉み消された。
次長は下請けのうちの会社からの派遣だが、俺をかばうどころか、自社からもそういう残業代金は払えないと来た。

先輩に関しての筋書きは、所長が先輩の成績を悪くつけて、人事がどうして急に悪くなったか理由の提出を求めて来た。
それで、ただ自分が先輩を嫌いだから悪く付けたことにつじつまを合わせるべく、俺に先輩のあら捜しをしてくれと指示した。

それで俺は先輩よりも他の社員の方が勤務態度が悪いって報告書を出したが、所長としてはあくまで自分悪く成績を付けた理由を求められてた。
それで書き直しが発生。

俺は、チェックシートを作成して、成績を提出した際には悪い成績だったかもしれないが、独自の作業チェックシートでもって、悪い部分を洗い出し是正したので、現在は問題はないという筋書きで、100項目以上もあるチェックシートを作り、本社向けの今言った言い訳を文書化して提出した。

所長が自分自身のミスだったと最初から明らかにしていたら、三度も書き直す必要もなかった。

それで、どうも俺が作った文章を使って報告をしたらしい事がわかった。
証拠はないが。
俺が報告書を書いてから、すっかりその騒動はおさまって、それまであんなに慌てふためいていた所長も、静かになったから、少なくとも俺が提出した時期を境に変わったってことには違いない。

それって、俺に残業代金を払ってないのに、俺の作った文章やらチェックシートを勝手に使って、人事部を納得させたってことじゃないかと思う。
限りなく怪しい。

この男が、俺達に対して日々、新施設に残る気があるのか?だのと、さも自分に人事権があるかの如く言ってたが、そういう態度に嫌気が差したのか次長が、「あの人にそういう人を人選する権限なんてない…」と、先日めずらしくKさんにもらしていたと言う。

日常の所長の雑用全部押し付けられている次長としては、さすがに自分をも切られようとしていることに、腹が立ったのかもしれない。

所長は誰かれ構わず、新施設に残れるためには、俺に忖度しろみたいない事を言ってるようだが、そのうちみんなから愛想つかされる。
もうそうなってるかな。


今度の施設にはボイラーがつくが、そのための研修をするだの始まって、最初はベテランのH班長と次長でもって、半年間、他の施設へ行って教育を受けるらしい。

それもおかしい。

ボイラーの資格を取得する条件に、学科試験に合格し、実技教育を受けるか、半年間の実務経験が必要。

今言った2人は、その実務経験はすでに終えていて、H班長はボイラーの資格を取得してる。

だったら、他の若いやつを送り込んで、実技試験免除の方向と、新施設の運用のために教育した方がいいに決まってる。

そういうこと、何にも考えてない所長なんだと思う。


なんか書いてて疲れた。