ブリブリの日常的な感じ

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どうしたらフルマラソンを完走出来ますか?って質問に

ひょんな事から、知り合いが「どうしたら市民大会のフルマラソンを完走出来ますか?」って聞いてきた。

ラソンやってる人だったらわかるかもしれないが、これだけ聞かれたって、その人がそれだけの実力があるかどうかわからない。
返答したってそれを理解する能力があるかもわからない。
ちょっと考えちゃうよね。

まぁそれで俺は適当に、歩きも交えて走れば、ゴールには着くんじゃないですかと答えておいたが…

質問してきた人も年配者だし、もちろん50歳過ぎてからマラソン始めている人が結構いる。
(俺みたいに今はもうやめちゃってる人間もいるけど(汗))

年配になってからマラソンを始めるリスクっていうのは、特に時間がある程度自由になってる人は、マラソン病にかかることが怖い。

勝手にマラソン病と言ってるが、いちど走り出すと、練習をしないではいられない状態になる。
雨が降っても雪が降っても、練習しないといられない。
心の奥底に練習をしないと言う罪の意識すら芽生える。
こうなってくるとどうしようもないが、しかし自分がそうだったように、目標を持って走り出すと、そんな意識にどうしても傾いていく。

年配者は若い頃のように体が丈夫ではない。
まだまだ俺はいけると思っていても確実に老化してる。
こういう状態でハードな練習を重ねて、軟骨でもすり減ったら、いちどすり減った軟骨は基本的には元に戻らない。
それから何十年か後に、膝が痛くて歩けないなんてことになってしまう。

走るっていうのは、スタートからゴールまで行くだけの単純なスポーツ。
どんな人だって難しいことなく取り組めるものだ。

だがマラソン練習の中では、たとえ自分の記録更新を狙わないにしても、様々な問題と立ち向かい、それを克服していかなければならない。
それはそういった単純なものであるほど、奥が深いのではないかと思う。

構造が簡単な楽器ほど、奥が深いと言うのと一緒かもしれない。
俺はオカリナやケーナもやってるが、本当に難しい楽器だと思う。
余談だった。

話を元に戻すが、42.195キロ走り切りたいんだったら、きちんとした練習をすることが必要。
ある程度練習を積んで、ハーフマラソン位を走れる実力を持ってからにしてほしいと思う。

俺がフルマラソンに出るときの練習は、その他のハーフマラソンや、10マイル、10kmのロードレースなどもっしょだが、目標のレースの距離の半分は、何とか知っておく必要があると思う。

練習方法として、目標のレース割る2×10を月間に走る。
たとえばフルマラソンに出たいなら、(42÷2)×10=210kmを1ヶ月間の走行目安とする。
一日7kmは走る事になるから、ちょっと大変でもあるが。
そこまでできないにせよ、それに近い位は練習が必要だと思う。

これを守って3ヶ月練習したら、たぶん完走出来ると思う。

完走は、俺の定義では最後まで歩かないこと。
完全に走るのが完走だと思ってる。
市民大会では給水などで、どうしても混雑するけど、できるだけ止まらないことが、完走につながる。

たらたらと歩いてしまうと5キロ1時間かかる。
40キロでは8時間てことだよね。
それじゃあマラソンじゃないし。

これもやってる人だったら痛感してるだろうけど、マラソンの何が大変かって、1番は故障との戦いだから。
様々な怪我がつきまとう。
その都度いろいろな対策を考えて、完治するまで練習を控えたり、そんな辛さもあったりする。

ラソン雑誌が出てて、毎月毎月いろいろなことを特集してるけど、単純の競技にも様々な奥深い取り組みがある。
だから趣味として面白い。

コロナも下火になり、マラソン大会の開催されるようになって、俺の交代勤務も、特に夜勤を少し緩和されたら、また走り始めようかなと思ってる。