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吹奏楽の楽器 クラリネット 吹奏楽の話49

吹奏楽の楽器 クラリネット 
吹奏楽の話49

吹奏楽管弦楽オーケストラの中で、同じ楽器なのに大きな違いがあるとすれば、それはこのクラリネットではないだろうか。

吹奏楽ではクラリネットは、三つのパートに分けられるのが多く、それも複数人数で対
対応する。
この複数の人数で対応するところを見ると、管弦楽で言えばバイオリンパートなどがそうだが、吹奏楽でもクラリネットパートは、バイオリンと同じような役割を担っている。
音域的に広いという特徴もあるし、音質がまろやかなので複数人数でも融合しやすい。

このクラリネットパートは、今説明したように、主に旋律を担って、管弦楽のバイオリンのような位置をキープしているが、これに加えてEsクラリネットや、アルトクラリネットバスクラリネットなどが用いられ、クラリネットだけでアンサンブルが完成している。

こうしたスタイルから見ても、管弦楽のバイオリンパートとよく似ている。

この他にクラリネットを独自で扱うために、ソロクラリネットパートが用いられたりする。

ちょっとした補足をするが、クラリネットだけで、オーケストラの弦楽5部のパートを担うのではなくて、吹奏楽ではサックスとの関連性がかなり強くなってくる。
サックスの話は次にするが。

クラリネットパートは、様々な形で活躍するため、なくてはならない主要なパートで、特にコンサートステージなどでは、大勢を起用したりするケースがある。

俺も主にクラリネットパートだったが、旋律が多くて楽しかった(笑)

今日はワーグナーの作品からエルザの大聖堂への行列。
この曲は元々、初めて三管編成を試み、三和音をもたらせた作品で、この曲の冒頭はスコアを見れば分かるが、弦楽器は使っていない。
元々吹奏楽っぽい音楽だった…かもしれませんね(笑)