ブリブリの日常的な感じ

日常の自分を綴る

近所の兄貴亡くなる

今日は朝から免許の書換えだった。それが、出かける準備をバタバタとしてる時に、かみさんが怒鳴って俺を呼んでた。
何事?って感じだったが、トイレに入ってるときだったから、無理だよと思って…
それから急いで外にでたが、その時におふくろがてんぱって出てきて、きちんと説明すりゃいいのに、あっちだこっちだと、何があったかもわからない感じ。
とにかく、指差す方へ行ってみると、近所の兄貴がちょっとした庭続きの空き地に倒れてた。
兄貴は66歳で独身でひとり暮らし。
今朝、発見者の親父さんが散歩に出かける時に、庭の落ち葉を集めて焚き火をしてた兄貴が、その場所で倒れてたって言う。
近所に住む親父さんを含む3人出てきてて、みんな知り合いだが、俺よりもちょっと年上の女性が救急の電話をして、それで救急隊から指示を受けて居た。

それに従って、俺に蘇生してくれと言って、俺が言われるとおりに兄貴に蘇生を試みた。
 
実はこの兄貴には弟がいて、弟は俺よりも少し年上だったが、子供の頃はよく遊んだ。
それがこの弟も今から10年以上前に亡くなったのだが、その時には、弟は家で倒れてて、まだ親父さんが健在で家に居て、うちの親父を呼びに来て、うちが救急に連絡したりした。
親父さんは、その弟が亡くなって、それからすぐ亡くなったけども。

俺が蘇生してみたが息を吹き返さないで、救急車がすぐきて処置したが、意識は戻らなかった。
もうだめだなという感じがした。
救急車がずいぶん遠くへ停まってて、こっちに回してくれるように言って、救急車が入る場所に、兄貴の車が停まってたから、それを移動させるのに車のキーを探しに、家に上がった。
なんか、言葉は悪いが、ほんとヤバイ感じの部屋で、かなり悲惨な雰囲気になってた。
鍵が見つかったので、車をどかし、救急車が入れるようにして、連絡先を知りたんだけどと救急隊が慌ててた。
玄関のところに、電話のリストがあって、そこに病院とか色々書いてあったが、人の名前がひとりだけあったので、それじゃない?と救急隊に教えた。
それから灯油ストーブがつけっぱなしになってたので、かみさんが消したりして、他に火がついてるものは無いか?と近所の人といっしょに2階へ上がった。
2階にはほとんど上がってないと前に言ってたらしく、階段はホコリがすごかった。
近所の人と上がると、亡くなった両親と弟の三人の遺影があって、閉められた仏壇があった。
暗くてちょっと怖い感じがした。
火の元を確認し、近所の人と少し話して救急隊が出ていったので、こちらも解散となった。
 
それから免許センターへ行って、いろいろ手続きをして、自宅に戻った。

夕方誰か兄貴の家に来てたから行って話を聞いたが、家族の人で、あれから亡くなったって話だった。
 
弟のことはうちの親父が看取り、兄貴は俺か…と思った。

なんとも、辛い事になった。