ブリブリの日常的な感じ

日常の自分を綴る

会社のしょうもない男

制御室には小物を置くロッカーがあるんだが、その上に61歳のUが、いつもなんだか汚いタオルを置いてる。

ちょうど俺が小物を取ろうと自分のロッカーを開けたのだが、俺の段は上の方で、そのタオルに近づいたところ、何かが腐ったような汗臭いというか、とんでもない臭いがした。

そのタオルどう見ても洗っているような色ではないし、ボロボロでねずみ色をしている。

そのタオルを使って、Uが頭などを拭いていたのを俺は見かけている。

あまりにひどいので所長のほうに、あの臭さはたまらないし、大体衛生的に何日も洗ってないものを放置していること自体、ハラスメントじゃないかと言って、注意してくれるように頼んだが、他の若い奴らにお前らが注意しろだとか言ってた。

このタオル俺が思うには、子供が寂しさからボロボロになっても気に入ったぬいぐるみを離さない、そういうのと同じ、ちょっとやばい神経なんだと思う。


ほんと使えない馬鹿所長だから、何一つみんなのために何かをするって事は無い。

こいつこそ、ここに要らないでしょう。

新しい施設に残れる人間は誰かな?とか言ってる暇はなく、自分の異動を心配したほうがいいじゃないかなと思う。


精神的におかしいとしか思えないU。
普通の人間はやらないような、こんなゴミの中から何かを拾ってきては、ゴミ投入口の隣に置いている。

それが次第に増えてきてゴミ屋敷さながらになってる。

俺がそれを指摘して片付けるように言ってくれと所長頼み、班長会議で取り上げてUの班の班長が注意をしたはずだった。

それがこの班長もぬるいんだよな。

現在はまたどういうわけかUが、実務研修に2名が出たために、代わりに班長に返り咲いた。

正直言って仕事もできないし、やらせても遅いし、週間作業もをくすっぽやらないで、場内の故障箇所を探してましたかとか、変な手柄ばかり立てようとしてる。

人に対して挨拶もしない、自分は親会社から派遣されている人間だから偉いと、親会社同士でそう話していたらしい。

下請けの俺たちには、ミスをしても謝罪することもなく、何かしてもらっても感謝することもなくこの男から、「申し訳ない、すみません、お願いします、ありがとう、助かります…」普通の人間をコミュニケーションで使う言葉を聞いたことがない。

そういうのが、班長手当欲しさに班長になり、若いやつはだめだからと影で言ってるのだろう。


だめなのはこいつだからね。
自分で猫を車で轢いておいて、助けた顧客にたいし、どうして動物病院に連れて行かないのか?だとか、とんでもない発言してる。

頭が狂ってるとしか思えないし。


それで先日、朝の交代でこちらに、パッカー車が入れる準備をしていなかったと文句をつけてきたが、そもそも自分のポジションにつくのが遅いからそうなったこと。

それを会議で取り上げる予定だったが、保身の所長から、問題を大きくしないでほしいと言われて、1回だけ譲歩した。


昨日のことだが、灰を環境会社がトラックで積み出して行くが、トラックからこぼれた灰は、俺たちが清掃してる。

昨日の夜は、Kさんがその係だったが、一つ前の積み出し係が、灰を清掃してなくて、調べたらUの班だったと俺に言って来た。


この班の人間は、全員問題のある人間で、共に社会経験がない、あるいは、他で勤まらずここでようやく落ち着いた人間だけ。

一緒に仕事をやっていて、これだけ非常識な人間は見たことないと言う奴らが集まっている。

Kさんとしては、自分が一生懸命やっているのになぜこいつらはやらないのかと言う不満が溜まってきている。

だからこの前、会議にかけず、多めに見たのが気に入らなかったようだが…


結局は人に言っておいて、たとえ自分が積み出しをやっていなかったとしても、Uが管理監督不行き届きには違いない。

いよいよ次の会議にはかけなきゃならないかなと考えてる。