ブリブリの日常的な感じ

日常の自分を綴る

7つすれ違ったら関係は終わる 4

その昔のコミュニティーの頃から、 オフ会っていうのがやたら流行りだした。
やっぱり同じ趣味の友達を増やしましょうってことで。

当時は今みたく悪質な犯罪などは、 無かったわけではないが、それほど多くなかったと思う。
俺はここでの活動もそうだけど、 大勢の人と絡むのはあまり好きじゃない。
性格上、そうなのだと思う。

この前も書いたが、大勢の人から、毎日コメントもらってないと落ち着かないとか、言う人がいた。
コメント返しに時間を使うのも楽しいだろうが、それが友達との交流なのかな?と思う部分もある。
たいして意味もないことばっかり、返信でも書かれてるし。

そもそも俺は、日に一人もサイトに来ないなんてめずらしくない、ちょっと避けられてる感もある感じさえする人間。
だからコメント返しに忙しいとかって、ほとんど無いからわからないが、もし俺がそうなったら、適当にしか書けないと思う。
僻みに聞こえたら仕方ないが。

その昔だが、同じ趣味って人はそう居ないし、なんか意見も合いそうだから、極力人数の少ない人で出掛ける、オフ会に参加したりした。
だいたい俺は4人以上の大人数には参加しない。
それはテーブル席を考えて。
別の席に離れたの人間と、交流を持つ事は無理。
だから、何十人も集めてよくやってると思う。

昔から、たくさん友達がいる人は、その誰とも友達じゃない…と言うしね。

それで、最初のオフ会参加は、ラーメンと居酒屋で一杯って企画だった。
男ばっかりだったけども。

一人じゃ入り辛い初めてのラーメン店、ディープな居酒屋も、常連がいっしょだと心強い。

昼過ぎにラーメン食べて、都内を散策して、居酒屋でちょっと飲んでって感じだった。

4人なら予約もいらないし、けっこうそれぞれ年齢も違ってて、当時ギリギリ30代だった俺は若い方で、色々面白い事が聞けたりした。
この時には、何事もなく楽しくオフ会を終了した。

それが、次の回にも俺は参加したが、この時には6人に膨れ上がってて、お店も予約で行かないとだめだった。
こうなってくると、いろいろな問題が生じてくる。
誌面の都合で、主だったものだけ載せる。

一つ目は、まずは、時間通りに集合しなかった。
人数が増えると、どうして必ず遅れてくる人間がいるのか?と思う。

2つ目は、ラーメン店だが、こちらは予約が取れなかった。
で、6人一度は無理だった。
行列に並んでのトライだったが、当然最初の人と、最後の人では時間も違ってきてて、俺は最初の組だったが…

3つ目は、みんなが食べ終わるまでかなり待たされた。

7つすれ違ったら関係は終わる法則の一つに、最初の3つがある。

ここで話をする前に、これは自分の受け取り方次第で、遅刻してきて待たされるのも、予約が取れないのも、ラーメン店でもかなり待たされたが、それが何とも思わない人なら問題じゃない。

でも、初対面の人もいて、まだうまく話していけなくて、話題をラーメンで行きたいってところに、最初から手こずった。
待ってる間も、会話もなく無言とかもあって、ちょっと重たいなって感じが無かったわけじゃない。

その、最初に3つすれ違うと、意欲が半減してしまう。

しかし、その半減したものは、まだなんとか元に戻そうとする気持ちも残ってる。

それからみんなで、上野近辺を散策したが、そこでも、歩くのにやたら遅い人がいたり、甘いもの屋に寄っていこうと言い出したり、目的の場所まですんなり辿り着かない。

最初から目的もなく、散策だけならそれでもいいが、リーダーが決めたことを、いちいち反対してたら、団体で行く必要もない訳で。

なんかな…と、正直言って、たった一人のお陰で、雰囲気も悪くなっていったと思う。

この時点で、俺的にはかなりすれ違っていたが、まとめて4つ目とする。

それから、居酒屋に突入したが、テーブルが4人席しかなくて、3人ずつ分けてテーブルについた。
この時点で、会話が成り立たないものになっていく予想はした。
俺はジャンケンで、さっき色々と行動を異にして人と、同じテーブルにつくことになった。

まあ、この時点で俺は5つ目だったんだけども…

それからラーメンの話もそこそこに、なんの仕事をやってんの?って感じで、その人が仕切り出した。
年齢的には、もう還暦近かったと思う。質問に応えてるうちに、その人が、自分の自慢話をはじめた。

この時点で、5つ目のすれ違い。
なんだかわからない初対面の人間の、自慢話ばかりが俺のテーブルでは繰り広げられていた。

俺が、他の人を立てて、話を遮っても、また自分の話へ持っていこうとする。
よくいるやつだ。
酔った勢いってのもあったと思うが。

さらに酒癖が悪く、言葉の使い方も最初から悪かった。
ネットでは、みんな平等なのに、相手の経歴とか年齢とか鵜呑みにして、自分の方が上だと勝手に勘違いして、偉そうにタメ口で話をする年配者が多い。
この人も。

やっぱ最初はきちんと、誰に対しても敬語で話をするでしょ?
とくにリアルはさ。

でも、そのリアルな世界でも、こういうのは相手の顔を見て、年齢を考えて、自分の方が先輩とわかると、横柄な態度をする。

俺は気を配って、空いてるグラスをみたら、お酒次は?と聞いてあげたりしてたが、それが、一度気がつかないでいたら、注文してくれよ!と俺に言ってきた。
会社じゃ偉い役職かもしれないが、接待じゃねえんだよ、オフ会だぜ?わかってねえな〜と思った。

これが6つ目だった。

心情的には、もう10個くらいすれ違ってるけども。

それで、最後に会計ってことになって、リーダーがまとめて会計してくれたのだが、その問題の人間は、居酒屋が高いだとか吐き捨てるように文句を言ってた。

立派な格好して偉そうに、自分の話ばかりさせてもらっておいて、これしきの値段が高いとは情けない。
自分が余計に出しますとでも言えよって(笑)

途端に雰囲気も悪くなった。

これは完全にアウト。

7つ目が出来上がったところで、この面子での集まりはそれで終わって、二度と無かった。
当然、SNSでもこの人物とは縁を切った。

その後、リーダーと俺は二次会に行って飲み直して、二人とも気分を戻して帰った。

これは一人の人間と複数の人間との関係性もある。
たまたまその環境では、その人間が独壇場だった。
人の話を否定ばかりして、否定された人間は、どんどんその人間とのすれ違いが起きる。

三つ目までは良いが、五つすれ違うと、こちらからアプローチしてまで、喋りたいと思うようになる。

よくネットでは初対面でも、平気で意見を否定する人がいるけど、それはおそらくは、顔も見えてないし声も聞こえないから、いくら言ってもいいだろって、神経が麻痺してるんだと思う。

この時の会は、他の人間もこの人に対してあーだこーだ言う人はいなかった。

そういう環境が、こんな風にさせてしまったのかもしれないが、少なくともいい大人が、少しは周りに気を配れよと言いたかった。

何年も付き合って、長い間かかってすれ違いが起きるケースもあるけれど、何年も付き合える人は、それなりにそれを上回る楽しみポイントが、積み重ねられて行ったと思う。

次は、もう一つ別のケースの話をしようかと思う。