ブリブリの日常的な感じ

日常の自分を綴る

John Adams:Scheherazade.2 / ジョン・アダムズ:シェヘラザード.2

たまには真面目に音楽の話をしようかなと思う…
とは言っても、ここへ見に来てる人もほとんどいないし、音楽とはおおよそ無縁の人が増えてるし…
ますますの日陰部屋になってるかな(笑)

ということで、掲題の作品、2015年のものだってことで、その当時、俺は交代勤務でもって、朝に散歩する事が多かった。
散歩しながら、ネットラジオ聞いてて、たまたま現代音楽のラジオで紹介されてたのを聞いた。

最初にこの作曲家を知ったのは、もっと前のことだが、それはいいか…
この作品は、スマホでイヤホンで歩きながら気いたが、けっこう心に残る作品だった。
最近の作曲家にしては、人気もある作品だと思う。

何より、面白みもあり美しい作品。
ヴァイオリン協奏曲ってところだが、現代音楽にしては、わかりやすく、調性を感じる部分が散りばめられていて、とても心地よい音楽だと思う。

調性的なのは、この作曲家の特徴なのだろうが、ミニマル・ミュージックを感じさせる部分も多くある。

俺のようなオタクしか喜ばないだろうが、youtubeに、スコアが載ってるのがあって、大変参考になった。
これは入手したいスコアだなと。

~~パリで行われていた「アラブ世界展」の中の“シェヘラザード”の像にインスパイアされて作られた作品で、千夜一夜物語をはじめとするアラブ世界でも特徴的に語られる女性への虐待や冒涜の社会の中で生きる、“賢い女性シェヘラザード”に焦点を当てて作られた。~~

って事だ。

こうした作品を聞くことは、心の洗濯になる気がする。

何も余計な事を考えないで、ただ、音を楽しんで聞くのがいい。