仕事出来ないのに口だけで登用される?
どんな人間にも好き嫌いはあるし、嫌いな人間に目をかけるのはなかなか難しいかもしれない。
しかし文句を言ってくるのと意見を言ってくれることを混同しているのは困る。
先日俺が所長に正論を言ったから、それに対してきちんとした回答もなく、ただ下請けは黙って働けとは切って捨てられた。
こういう上司は、媚を売る奴しか登用しないんだと思う。
今月に入り、B班長の班が、2度の焼却炉立ち上げ作業を行った。
昔は毎週立ち上げ埋火を繰り返していたが、今は土日も連続運転なので故障した時とか修理の時以外は、なかなかそうした機会に巡り会わない。
ましてここ2年のBなどは、経験などほとんどないわけで。
その結果、うちの班はこのB班から引き継ぐが、毎度毎度様々な箇所の設定エラー、未設定、起動エラーなどのまま引き継ぎ、その対応を行ってる。
冷却水の自動運転スイッチを入れてない、記録紙のスタートを押してないなど、今回もあった。
Kさんがそれをみつけて、さすがに酷すぎない?
と言われたが、ごもっともだと思った。
というのも、だいたいは俺がやるのだが、こういう未設定などがあると、他はきちんと出来てるの?と疑いを持つ。
何かあって、そのまま次の班に引き継いだら、B班がやったことであっても、俺が責任を問われる。
そういう事は、シェア処理してる会社なら、誰しも経験してることだろう。
で、点検をまたやらないとならない。
去年も、けっこうB班長がやらかすから、苦情を言ったが、わかりましたで終わってさ。
確かに、全員のスキルが水準以上になるのは時間がかかるから、不得意な作業がある人はについては、出来る人が補ってやるのが仕事だと俺は思ってる。
だが、それは、”出来ないにのに努力しない人”については、それでもフォローしてやるという意味じゃない。
この話は、かみさんに以前したが、俺の考えがおっさんで古臭いと言われて、またしても口論となった。
出来ないのは出来ないなりに、やってやるしかなく、ただ放置して置くのが今の流行りらしい。
それも一理あるが。
これまで社会に出て40年仕事をやってきたが、出来るやつは、最初からある程度できる。
逆に3日みて出来ないとなったら、最後までそいつはうだつが上がらない。
基本的にそういう人間が、努力だのやるはずがないというのが、かみさんらの持論だ。
けど、忘れやすいとか、覚えられないなら、メモを取ってそれを見ればいいし、今回みたいにチェックすればわかる事なら、何をチェックしたらいいか、チェック表を独自に作ればいい。
少なくとも、俺は出来るだけ早く覚えようと、独自のマニュアルとチェックシートまで作って覚えた。
しかし、そういう怠慢なやからは、そもそも、そんな取り組みをやろうとする脳みそが無いのだから、仕方ないのかと思う。
でも、俺はちょっと違うと思う。
たとえばこのB班にいるCだが、こいつは俺よりも1歳歳下でそう違わない。
ここ2年のやつなのだが、最初から積極性もなく、言われないと何もしなかった。
毎日日報の抜けがあり、誤記入があり、点検など出来てないのに、チェックが入ったりと、いい加減で、確認不足としか思えなかった。
それで、俺がかなり厳しく指導して、ある程度まで自分でチェックをするようになった。
ところが、このBの下になった途端に、また抜けが多発してる。
これはどういうことか?
Bはなあなあでもって、指導する能力には大きくかける。
そういうメンバーになると、自分というのを持ってないと、楽な方向に導かれるのだと思う。
もともとCは、自分に甘い、人に迷惑をかけても良いと思ってるやつ。
自分が間違える可能性があっても、それをなんとかしようとする考えすら、浮かんで来ないのかも知れない。
最初のうちは毎回指摘し、俺が指摘すると、慌てふためいて直してるところからして、やったらヤバいな…って緊張感は、少しは持ってるのがわかった。
なのに、なんで繰り返すのか?と言うと、ひとえに、そいう低レベルな人材としか言いようが無いのかも知れない。
そうなると、俺の考えよりも、かみさんの方が正しいという事になってしまうわけだが💦
一理が長くなった。
そのB班長だが、第二回目の実務教育へ決定して、ここの焼却炉に残れると思ったのか、かなり安堵したのか知らないが、最近態度がでかくなってきた。
俺が言いたいのは、2年では才能があったにせよ、さすがにここの施設を全体を把握するのは無理だと思う。
だが、その態度のでかさプラス、腹のでかたが比例して、かなりの太鼓腹(デブ)であり、所長の太鼓もちとなってる。
その所長も、何かに付けてこいつに雑務を振り、やってもらっては褒めているから、馬があったのだと思う。
所長と下請けの待遇改善を求めて、口論になり、険悪になってる俺とは大違いだが。
だが、所長に言われた事をするイエスマンは、自分の班でやった焼却炉立ち上げも、確認が出来てないし、一応班長として全体を見回るのは当たり前だと俺は思ってたが、それもまったくしてる様子もない。
電気系統の話をよくして、知ってるっぷりをしてたが、俺が電気工事士の試験を受けるので勉強してる話に割って入ってきて、間違った話をしてるあたり、かなり口だけ野郎としか思えない。
俺はあくまで、一隅を照らす…そういう人間で有りたい。
こういう所長に言われた事は、率先してやるが、自分達の食べこぼしたテーブルは拭かない、俺が白い布を椅子にかけたところに、平気で油の手袋で持って座って、くっきり汚い手跡を残したり。
制御室の室内を、室内履きに履き替えるのが面倒だからと、そのまま灰のついた靴で上がり、汚しても清掃もしない。
作業着も汚いまま椅子に座って、手も洗って無い。
せめて自分が汚したところくらい、なぜ清掃出来ないのか?
俺がカバーを取り替え、マットを清掃し、こいつの汚したところを毎回清掃してる。
それでもこいつは改める事をしない。
所長もそれを知ってるのに、注意すらしないのだから、呆れる。
57歳で独身で結婚経験もない。
これでは無理ないなと思う。
俺が喋ってるところに割り込んできては、くだらない講釈をするようになったが、そもそも先輩が話してるところに、しかも強引に割って入って来るか?
人が説明してる最中にだ。
偉くなったもんだと思う。
会社でちょっとしたお菓子を、食べる人だけ持ち寄ってるが、それを新人のA君に、食べるならもってこいだのと言ったらしい。
普段後輩には偉そうにさせてもらってるんだから、ちょっとしたお菓子くらい、自腹で用意しろと言いたい。
俺も時々持って来てるが、人に強要などしない。
なんか、浅ましいなと思う。
結論から言うと、まだきちんと仕事が出来ないのだから、教育は最後の順番にすべき人員だと俺は思うけどね…
口だけでいくら出来ると言っても、信じてるのは所長だけで、迷惑を被ってるのは俺らだから。
それが実情だし、やがてメッキは剥がれるよ。