仕事の話なんで興味のない方はスルーしてください。
最後の前班のクレーンはUだった。
ひどい清掃状態。
ホッパー(ゴミ投入口)周りの清掃がなされていない。
こんなのありえないよ。
思えばこいつがこの支所にやってきて、まだそんなに経っていない頃、クレーンの清掃を終えて引き継ぐのに、時間がないからと、清掃をほったらかして、俺に引き継いだことがある。
その後俺が行ったときには、ホッパー周りが悲惨な状態になってた。
掃時間がなくて掃除が出来なかったらこういう事情で操縦できませんでした申し訳ありませんと言うべきことだろう。
しかしこのUは、自分は親会社なのだから、掃除なんて下請けがやればいいんだと、決まりになってることなのに、しなくても偉そうな態度を繰り返してる。
よく知らん顔して引き継げるもんだと思う。
頭がおかしいんだよね、こいつは。
しかもこの当時Uは、ここの支所に入って間もない新人だったわけで。
そういうのがシカトして作業出来る立場か?
話を戻すが会社に来たらBのT両班長の名前で、ジュースとお茶が置いてあった。
お世話になりましたってことらしい。
俺も勘違いしてたが、T 班長とは何の挨拶もすることもなく、こういうことになった。
なんだろうね…って思うよ。
T 班長とは同い年だったから、色々と定年の話なんかをしたりして、先に定年を迎える T班長に、延長雇用の話が分かったら、教えてくださいねと言ってた。
やっぱ俺が気に入らなかったのかもしれないが…
何一つ話もなく、自分はこの焼却炉に生き残りたいからと、次長から聞いた話だが、延長雇用して賃金カットでも、早めに年金をもらって、補填しながらここに残って仕事をする…っていう意思があったと聞いた。
昨年6月、自社の社長がやってきて、俺と面談した時に、延長雇用の賃金カット。なくして、65歳まで正規雇用する方向であるとか、そういった話を聞いた。
がそれは、勝手に社長が言ったことで、実際はそうならないことだと言う。
それは次長に本社に確認してもらった。
その俺が面談した内容も、T 班長にだけは伝えたのに。
T班長からは、俺には何一つ話がなかった。
本当に残念な限りだ。
それは俺の自業自得なのかもしれないけど、それにしても何がしか、自分の進路が分かったら、お互いに教えようねって、ついこの前も話したはずなのだが。
俺が思うほど、この人は俺のことは思ってくれていなかった…ってことか。
結局所長に嫌われてる俺と、お気にの T 班長だから、その差はあるのかもしれないけど、人生の転機がある中で、完全シカトされるとは思わなかった。
T班長の件は、この辺にする。
※音声入力で入れてるので、誤字脱字等多数ありますm(_ _)m