ブリブリの日常的な感じ

日常の自分を綴る

なんで会社で出来ない?

まぁこの話を結構話すと長くなるんだけど、とりあえず記録として残しておこうと思います。

例によってしばらくして、外のブログに移したら非公開にします。

もともとは俺よりも3学年上の先輩が定年退職して、延長雇用になってからの話になる。
それが今年の2月。

この先輩、Rさんとしておくが、この会社に入ったのがいろいろな事情があって入ったらしいのだが、とりあえず俺が聞いた限りでは、飲酒運転で事故を起こし、前の会社を懲戒解雇になった。
前の会社では、やり手の営業マンで成績もトップの方だったが、社内規則で飲酒運転は懲戒解雇って決まってたので、仕方ないことだと思う。

それでこの会社に来たって話。

この会社は簡単に言ってしまえばゴミ屋と同じで、上司がきちんとしてる人間など上司以外にはほとんどいない。
Rさんが仕事を始めてすぐ17歳も年下のやつZに、タメ口を聞かれ、上から目線で命令され、この色は馬鹿しかいないんだなと思ったらしい。

ここまでの件、この会社については俺も同じように思った。
そして今でも正直そう思ってる。

Rさんは、そのZと、忘年会の時に殴り合いの喧嘩を起こした。

そもそも馬鹿ばかりだからまるでやる気が出なかった…と本人から話を聞いたが、遅刻はするし欠勤はするし、与えられた仕事はやらないしで、Rさんこそが最低なことになっていた。

俺の班は所長から、このRさんと、これまでパワハラでもって3人も辞めさせて、自身がクビを言い渡されたのだが、社長に救われて、班長降格を条件に残ったKさんの、2人を面倒見てくれと押し付けられ4ヶ月になる。
だから俺の班は、かなり問題視されている班と言うわけだ。

能書きはなくなったが、Kさんいわく、Rさんは入社してきて以来態度はほとんど変わらず、ろくでもない状態が続いていて、途中何度も辞めさせるべきだと声が上がったらしい。
それでも所長はRさんは自分と同じ親会社の管轄から派遣されている人間だから、一概にクビは切れないと、成績査定をかなり甘くつけていた。


話はここからなのだが…

今年夏から秋にかけて先輩は、不注意による重機の破損事故、施設内の電源盤をショートさせての全停電などのミスを連発し、延長雇用になって嘱託職員だし、一般社員の時は多めに見てやったが、もう配慮はできないと、秋の成績査定で、所長がかなり成績を悪くつけた。

会社の人事の方としては、去年までかなり素晴らしい成績だった人間が、突然悪い成績となり、どういうことだ?と思い、所長へと問い合わせが来た。
それが10月の中旬ごろだったと思う。
もちろんその時点では、俺は、所長がどう成績をつけたかとか、人事からどんなふうに言ってきたからとか全く知らされてなかった。

それから、俺が所長に呼ばれて事務所へ行くと、これまでいろいろRさんの事について、勤務態度が悪いと俺たちが言ってたので、それを具体的に出してくれと言ってきた。
いったいそれは何の目的で出すんですか?と聞いてみると、来年2月にRさんが雇用契約の再延長の契約があるので、それまできちんと仕事をできなければ、契約更新は無しにすると言う。
いわゆるクビにすると言う話だった。

確かに俺やKさんは、Rさんが普段からヘルメットをつけなかったり、監視業務を怠ったりしている事はわかっていて、それを注意してもらうために上司に報告はした。
だが辞めさせるために言ったのではなくて、あくまで勤務態度を改めてもらうため、注意してほしいから言ったこと。
それがどうしてこんな風になるのか?と思った。

Rさんの悪い所を俺が報告し、それがもとでRさんが退職に追い込まれてしまえば、それは全て俺のせいと言うことになる。
そんな事をかぶるのはゴメンだし。

俺はそういう仲間を売るような真似はできないと断った。
大体所長は一般だった頃から、Rさんとは10年以上付き合ってる。
俺の倍も付き合ってるのに、あなたの方がRさんをよく知ってるだろう?と言いたかった。

しかし所長は、会社の人事の方からせっつかれてるから頼むと言ってきて、やむなく受諾した。

そこでおかしいなとなった。
なんで人事がそう言って来たのか?って。
それを次長と2人の時に言うと、実は…と、所長が自分の気分で持って勝手に評価して出してしまったと、先程の人事の件を話してくれた。

これは酷いなと思った。
少なくとも、俺は以前の倒産した会社で21年勤めて、主任から課長まで経験した。
その中で勝手に評価して勝手に出すなんて事は1度もしたことがない。

要するに、本来の手順は、周りから仕事をいい加減にやってるって話を聞いたら、まず所長自らが確認し、本人と班長を読んでさらに具体的にどんな所が怠慢なのかをはっきりさせ、その上で今後のあり方を指導する。
それでも駄目だったら、成績を下げざるを得ない…って手順になるはず。
なのに、この所長は、自分の感情のまま成績を悪く記載して出してしまったから、人事としてはその理由をはっきりさせて欲しいと要求してきたのは、当たり前と言えば当たり前だと思う。
さもないと、所長のさじ加減で、退職へ追い込むのも簡単に出来ちゃうって事になるからね。
そんなの流石に、人道的にもおかしいでしょう。

まあそれで、文書作成能力のない所長としては、俺に是正する項目を挙げさせて、指導してもいないのに、指導したのに出来てないから、そんな成績で付けるしかなかったと、釈明するつもりだったと言うことだ。

この指導してないって書いたのは、所長の話では、10月の中旬にRさんと話をしたと言う。
そのとき、まず来年2月の更新はこのままじゃないよ…から話が始まったってことだった。後で本人にも聞いたがそうだと言ってた。
これもおかしいし。
そこで、所長はいろいろな怠慢について話をしたが、反論してきたので、そこで実例をあげて説明したら、Rさんは黙ってしまったと言ってた。
俺はそう聞いて、かなり長く面談をしたんだなと思った。
後日、Rさんに聞き取りを行うので、直接俺が聞いたその下りを伝えると、所長と面談なんてろくにしてなくて、手洗い場で2−3分話しただけだと言う。
人の進退問題なのにそんなに簡単に扱っていいのか?と改めて思った。
これは俺の想像だが、Rさんがたび重ねてミスを起こしたが、その報告や謝罪など、Rさんからは何もなかった。
これはまずかったと俺も思う。
せめて謝罪だけでもしないとね。
それで、重機の修理で一部は俺たちで担当し、所長も修理に加わって自らが中心として実施した。
それにも、壊した本人のRさんは手伝いもしなかった。
これも俺は良くなかったと思う。
このことで所長は腹を立てて、勢いで注意した時に反論され、激昂して、ちょうど秋の成績査定のときだったから、悪い評価をしたんじゃないかなと思う。

まあいずれにしても、人の進退問題は、感情に流されて決定してはいけないから。


話を戻すが、次長からの人事の話を聞いて、所長が本当にそんな事やらかして、やばいんじゃない?と思った。

でも、俺としては頼まれた事だからやるしかないが、ただ、どんな方向から文書作成して、Rさんの火の粉が自分にもかからないように、尚且Rさんにチャンスを与えられるように出来ないか?と考えた。

それで、まずは全体の問題点について洗い出して、Rさんよりも処分されるべき人間が他にいるという報告書を作成した。

それは、H班長と、この10月まで班長だったUさんの2人で、H班長は当日連絡による欠勤が多く、Uさんはこの数年間で半分以上遅刻して来ている。

それで、いうなれば、所長、R、H、Uさんの4人は親会社から派遣されてる人間で、その他は協力会社の人間。
俺も協力会社の人間から班長に抜擢されている。
一重に人材が居ないから仕方なく対応してるだけで、本来ならこの人達が班長をやるべき人達なのだ。
その人達が、そういった勤務態度に問題がある事自体、この職場が駄目な理由でもある。
少なくとも俺たち協力会社が、こんなに遅刻や欠勤を行ったりはしていないから、そもそもが親会社の問題だけのハズ。

だから次長も、なんで俺に文書書きをやらせようとしてるのか?こっちの仕事じゃないよね?とぼそっと言ってた。
次長なんだから、所長に言ってくれよと思ったが、次長は俺よりも14歳も年下だし、今後の事もあるから、保身に回ってる。
こんな横暴な所長だから、わからないでもないが。

それで主に親会社からの人間の駄目なポイントと、合わせてRさんの勤務態度の一部について書いて、レーダーチャートでもって全員を評価し、Rさんだけでなく、他の人間も駄目な部分はある事を知らしめようとした。
さらに、この支所の作業確認やモラルやコミュニケーションについての、チェックシートを作って添付した。
このチェックシートはたてまえとしては、支所での日常の作業の遵守具合をみることで、Rさんがその中で出来てない事をピックアップするという目的になる。

 

その文書を提出したのは、言われてから1週間後くらいだった。
この作成も、会社には共用端末しかないので、全員の評価なんておおっぴらに出来ないし、家に持ち帰って書いて来た。

そしてその文書を提出すると、また所長に呼ばれ、ようやく自分の口から、Rさんと遅刻が多いUさんの成績を悪くつけて出した件を話し始めた。だが少しだけ。
2人の成績表なども見せられた。

そういう訳で、(もう出しちゃったものに対しての、後からこじつけをしたから)今回の俺の提出した文書は特に必要なく、Rさんだけのものを、より具体的に知りたいので、掘り下げた報告書を書いてくれと言われた。

結論から言うと、振り出しに戻されて、Rさんの問題点を掲げた内容に訂正してこいという話だ。

俺は親会社の残りの2人についても、かなり駄目だから、先に処分するように言ったが、それは本人には注意をしたからと、適当におざなりにされた。

H班長がきちんと具体的な引き継ぎを行わない等、他の問題もあげていて、そっちの件はこれから班長会議を行って、直接班長同士で話し合いを設けたらどうかと言ってきた。
この前別案件で出したGの引き継ぎの時にスマホをやってた件も、実はこの前呼ばれた時についでに話をしていたので、そっちの件も班長会議で話し合えば?って事だった。
朝礼の態度を全員で変えたら、スマホなんてやらないんじゃん?って他力本願な話。

さらには、班長会議は12月からするから、それまでに議題を集めて文書化しておけなんて、またしても俺に押し付けて来た。
まあ、Gへの注意はするよ…と言ったから、その点だけはよかったが、その他の事はこっちに丸投げで、Rさんに対しての、自分のミスを早くなんとか回避したいんだなと解釈した。
ただ、チェックシートについては俊逸なので、このまま使いたいと言われた。

この話が終わって何日かして、俺は家に持ち帰ってやってるから残業代金とかもらえないんですか?と聞いたのだが、入退室はネット管理だから、残業はつけられないなとか言われた。
すでに10時間を超えるものを持ち帰ってやってるわけで、これはないよなと思った。

さらに会社でやればいいじゃん…と。
ほんとにアホかと思った。
大体自分ができないから俺に頼んでおいてこの態度は無いよな。
あまりにも文章を作る大変さをなめてる。

 

それで俺はまたさらに考えて、チェックシートをより具体化させて、問題社員達が必ずひっかかるような項目も網羅して作り直し充実を図った。
Rさんの事は、Rさんともう一度面談して、10項目あまりを掲げて、その事を俺から注意をして、その後は問題ありませんと報告するからねと了承をもらった。
それで、例の班長会議の議題も草案を作成した。
さらにそれに、残業代金14時間の請求書を作成し添付した。
本当はその倍はかかってる。切がよく夜勤の応援に出た代金くらいにしてやった。


それを昨日の朝SDカードに入れて渡した時に、次長に残業代金について言ったが、出せないと言ってるしな〜と、しょうもない感じだった。

さて、明日はどうなるか?