ブリブリの日常的な感じ

日常の自分を綴る

自作詩 雨

雨に刺され頭を垂れる
常しえに奇妙な声が飛沫散って行く
罵倒かそれとも愚弄か
俺は闇の水を泳ぐ

きらめく風が雨を切っていく
俺の心も同時に割かれ
胸の痛みがダラダラ流れ落ち
既視感の哀憐が木霊のように続く

また巡り合ってそれを邂逅とするか
憐憫が色とりどりに情念化し
このまま死んでいいのかと…なのに
彼女と共にもう一度死んでいる俺がいる