自ら犯したことをごまかす上司？

昨日の話しの続きだが、1炉修理に入ってるが、修理する前に内部を清掃する業者が入る。
その業者が出したゴミ灰など、コンベアを使って外に出すのだが、突然コンベアが停止して、外に出さなくなったので、清掃が途中で中断。

何でもその清掃業者が、メンテナンスをしっかりやってないから、止まったんじゃないかと、こっちのせいにしたらしい。
それはそれでとんでもない発言。
この清掃業者は一番安い清掃業者だから、その辺弱みを握られてるってのもあるけど。

だが問題は、この停止した原因についてなんだけど、清掃業者が変なものを(例えば道具を置き忘れて)コンベアの中に、一緒に流しちゃったんじゃないか？という疑惑。

俺達が休みの間に色々と話が進展していた。
別に工作加工をしてくれる業者がいるのだが、そちらは料金が安いので、顧客が直接頼んでいる業者。
そちらにコンベアの状況確認を依頼した。

元請けとしては定期修理その他、元請けが基本的には持っているわけで面白くない。

今回その修理とちょうど重なって、元請側の監督が、うちの方になんで先に言わないんだと、くだらないところで意地を張っているきらいもあった。

それで思いの外、ゴミの搬入が多くて、1炉停止しただけでゴミピットが、山のように溢れかえってしまった。

慌てたのは顧客で、近隣のクリーンセンターも、ちょうど定期修理で、助けてもらえないとの事情があった。

顧客が来てひとしきり喋ってなんとなく俺はその背景が分かった。

正直言って顧客が5分喋ったことで、全体が初めてわかるなんて、まじ、うちの所長らが、いかにきちんと説明できないか、身にしみてわかった。
言いたくないが、頭の悪い人が集まるとこうなるものなのか。

それで俺は、とりあえずコンベアの様子だけでも、自分自身で確認したいからと、現場に見に行くと、次長も一緒に来てくれて、細かく説明してくれた。
こういう気配りや親切があって、次長は素晴らしいと思う。

そこで同じコンベアのサンプルがあるからと次長に言われ、廃棄のコンベアを見に行って、それでコンベアの構造を理解し、なるほどこれじゃあ、切断したり蓋を開けたりすることができないから、中身の様子がわからないと理解した。

その構造的には、灰を送るチェーン式のコンベアが、ほとんど隙間のない空間を移動する形になっているので、何か小さな物が噛み込んだだけで動かなくなるし、それはフレームに歪みが出ても、同じことだと思った。

そのフレームの歪み？で思い出した。

このコンベアが動かなくなった日に、所長が保温材をはがして、コンベアの真下から金属ハンマーでバンバン叩いて、中の詰まり固着を剥がす…とかやったんだよね。

ハンマーで叩かれてフレームが変形したために、そこに引っかかり停止してしまったんじゃないのかな？って。

業者が内部の確認をしたとかなんとか言ってたけど、確認できる空間なんかないからね。
それは外観だけの確認だと思う。

だろう…みたいな話が続いてもしょうがないんで、俺も実物を見て確認し、これは所長がやったなと確信した。

夕方になって顧客がまたやってきて、結局工作加工業者さんには、そのまま新しいフレームを作ってもらって、元請側の別の部門に依頼して、短期間でなんとか動くように、補修工事だけしてもらい、後で入れ替えるという作戦で行くことになった。

結局、工作業者さんにも元請けにも両方の顔を立てた形になった。
顧客側としても面倒くさかったろう（笑）

今日になってそのコンベヤの話をしになり、所長はそのコンベアがそれほどシビアな構造になってるなんて、知らなかったと言っていたと俺が伝えた。
昨日俺にそう言ってたからね。
するとＫさんが、そんなはずはない、だいたいあのコンベアがここに設置された時から、所長はずっとここにいるし、構造変更で一度取り外したときも、それから廃棄した時も、所長は見てたんだと言っていた。

やっぱ自分のせいになりたくない発言？

知らなかったと言えば、何でも通る職場だけども、やっぱ所長だもんね。

普段そんなことも知らないのか、何年やってるんだと平気で文句を言っているのだからさ、その一番偉い人が、知らないで逃げようってのは…ちょっとまずいかな👎