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吹奏楽アレンジ作品 吹奏楽の話 20

吹奏楽アレンジ作品 吹奏楽の話 20

オーケストラから吹奏楽へのアレンジ作品は、歴代の作曲家の作品をただ吹奏楽で演奏するだけではなく、これは吹奏楽の進歩としての、吹奏楽コンクールに起因している。

コンクールで競うためにより難しい難曲を、各学校ともに意識して、取り上げるようになった。

正直言ってこれには賛否両論だが、俺の考えからすれば行き過ぎなアレンジ音楽もある。
クラシックの難曲は、それだけでもむずかしい音楽だが、それを中学生らが演奏する事が、なかば一つの優位点であり、当然差別的であり、悪く言えば、見世物になってる感も否めない。

しかし、このおかげで確実に吹奏楽は進歩してきた。

俺自身の感想としては、上手で難しく芸術的な音楽を聞きたいなら、プロの楽団の音楽を聞けばいい。

中学生が、高校生が、学生が、アマ団体が、それぞれの他の時間を削って、音楽に打ち込む姿勢が、音楽に投影される。
そういう、学生、アマらしい音楽が、一番すばらしいと感じる。


ラヴェル ダフニスとクロエ第2組曲
島根県立松江南高等学校吹奏楽