停電からの復旧、6月6日の仕事
体調も悪い中、今日は夜勤で会社に出勤。
人手が足りないので、休むわけにはいかない。
日中停電があり、日勤は B の班だったが、2時間ほど焼却炉が止まったということで、その対応を次長や所長に仰いで、対処したとの話だった。
運悪くそういった大きな出来事が起こったのが、ここ2年で班長になったBと、どうしようもないCのいる班だったわけで。
普通は3年ぐらい経って、ようやく出来るようになるのだから、人がいないからって、わざわざBを抜擢することはなかったんじゃないかと俺は思ってるんだけどね…
と言うのは、最近 B の班から引き継いで、しょうもないことになってる。
今回も経験の浅いBだから、こちらでも念のため施設内のチェックを行うことにした。
案の定、冷却水の設定がマニュアルのままだったり、表示が瞬時値に切り替えてなかったり、挙句の果てに現場で手動で動かしてた装置を、交代時に、自動に切り替えておきますと言っておきながら手動のまま。
まるでだまし討ちにあったみたいな感じ。
引き継いで運転始めて5時間ぐらいしてから、圧力が安定しないので、おかしいなと思ったKさんが、現場の操作盤を確認すると、一箇所だけ手動になっていたということだった。
俺も一回り点検したが、その操作盤は外の扉を開けて、中にあるスイッチを確認しなければならず、まさかそんなことになっているなんて思わなかったので、中までは確認しなかった。
責任者として俺も慎重さに欠けていた。
不覚だったと思う。
ともあれこれで何回連続やられてるだろうか…
怖いのはこのまま次の班に引き継いで俺達がやったってことになる事。
特にベテランが揃ってる俺の班では、忘れたら忘れたで俺たちが、何をやってるのか?となり、忘れたのは前の班だといえば、お前らでフォローするのが当たり前だと言われるだけ。
どちらにしても俺たちが悪くなるのだから、足をすくわれないようにしなければならない。
やってられないよこの仕事。
それにしてもKさんは問題があるとはいえ、色々と細かいところに気が付いてくれるので助かってる。
どんなところに落とし穴があるか分からないので、明け方にでも、もう1度点検に行こうかと思う。
だけど4階まで階段を上がるだけでも、体調今一でやっとなのに、一周点検するとなると、何往復するのか考えただけで嫌になる…
やれやれ…