ブリブリの日常的な感じ

日常の自分を綴る

Diary 18

1月18日水曜日。

今朝は、冷凍しておいたカレーを食べた。

会社に到着すると、8時出勤でいいと言ってたのに、新人Aが7:30に来てた。
昨日、自信ないからと言ってたのに、なんで来たの?と思った。

80歳。
小柄な感じの人で、挨拶もそこそこに、大丈夫かな?と直感的に感じた。

とりあえず、俺が休んだ時の代務で来てもらうのが前提だという話と、空調機は自動設定してるので、俺がいなくなっても自動で動くから、操作の心配はない事を説明した。

昨日の電話で、この機械操作が一番心配って感じたので、そこを最初に協調して、すでに自動で動いてるってのを示した。

ま、俺も昨日のあの電話では、申し訳ないが、腰掛程度の辞めたってどうでもいって態度に嫌気がさしてたから、言い方もきつくなったかも知れないと思ってた。
俺のせいで辞められたら困るな~と少し思ったが、部長からの電話では、自分がああだこうだ言ったから、自信をなくしたのかも…と、自身のせいだと言ってくれたので、俺もほっとしてた。
でも、生活考えて仕事やってる俺らとは違うでしょ。
前の会社倒産して、なんとしてもここで頑張ってやろうとか、そういうのと、やってもいないのに、自信ないからって電話してくるやつと、いっしょにしないでくれる?って思って当然じゃん。

しかし、俺はけっこうストレートに物を言うので、それが年配者は気に入らないと感じるのかな?
前職のホテルでも、年配者からお前の態度が横柄で気に入らないと言われた。

俺としては管理課長として着任したのだから、当然リーダーシップを取らねばならないでしょ?ってその部分は譲らなかったので、結局退職まで軋轢は残った。

ここではさ、俺は下っ端なんだから、そんなところまで考える必要はないのだし、何かあっても、責任は責任者がとるべきだからね。

阿保でもなんでも支店長のあいつが、責任を取るわけでさ。

それで、まずは簡単な計器類の検針。
これは1時間に一度やってるが、それをやってもらった。

まずもってして、序盤からちょっとやばいなって感じだった。

カウンターが示す数値が3秒おきに変化するが、その数値を順番に記載するだけなんだけど、それがまったく出来ない。

1-9の数値が終わったら元に戻るので、何周かしてもいいから、わかる所を記載していきましょうと言っても、最初のスタートから書けないでいる。

要するに、カウンター1の数値を覚えたら、今度はそれをどこの欄に書くか忘れる。
書く欄の説明をして、どこに書くかわかったら、今度はカウンターの数値の見方がわからないと忘れ…
それで、カウンターを教えたら、今度はどこへ書く忘れ…
俺も長い事いろんな人に仕事を教えてきたが、ここまで理解してもらえないケースは初めてだ。

そもそも、なんでもそうだが、やり方が理解できないと、メモも取れない。
これでは、計器類の動作記載なんて無理でしょ。
書き方もメモも取れないわけで。

次は、動作状態のアンペア確認で、ただ針が示すところを書けばいいだけだが、それも、説明してもわからないと言われた。

何がわからない?か、俺もわからないって感じで?

同じことを何度も説明して、それでいざ記載してもらおうとすると、またどこの欄に書いたらいいかわからないって、堂々巡り。

通常3分で書くものを、15分かかって書けない状態で、俺が全て仕上げた。

さらには、電気室に行き、表示されてるデジタル数値を書き込むのも、また同じように、どこに書いたらいいかわからない。
それを説明して、ようやくわかったというから、書いてくれと言うと、さっきは理解したが、もう数値の読み方がわからないとはじまる。

表示されてるまま、小数点以下は書かなくていいからと告げても、小数点以下を書く…

困った。

それで、同じことを5回繰り返したが、結局、むずかしくてわからないと言われ、もしかして、認知症なのか?とさえ感じた。

最初のカウンター表示のように、3秒ごとに変化するデジタル表示は、見過ごす事もあるから、最悪何度も何周も見ていくのも仕方ないけど、電気室のは、さすがに表示されてるのを写すだけだから。

ほんとやばいなって。

それで、水道の検針に行くのに、外の検針メーターを教えたが、目が見えないとはじまった。
これみえないと、世の中全部見えないでしょ?
さらにメーターの場所もほとんど覚えてない。

屋上の状態確認とかも、屋上に上がるのにも、階段やっとの感じで、最上階はタラップだが、のろのろ昇降状況を見ると、これは動くのもやっと?って思っちゃうね。

そのくせ蛍光灯交換等、危ないから一人でやるなと言ってきた。
やる前に支店に電話しろと。

へ?
一人でやるなと言っても、じゃ、あなたが来てくれて、あなたは何をするのか?って。
その非力な感じでは、脚立も抑えられないでしょ?

困るよな、ほんとに。

理屈はそうなんだけども、正義をかざすなら、じゃ、何が出来るのか?ってきちんと示してほしいなと感じる。

それから、自分の人生のこれまでの話をいろいろ話してきて、結局、午前中終わる前に、支店に戻るからとさっさと帰って行った。

これは、全然やる気はないって態度だなって。

電気室で着替えてもらったけども、気配りできる人間なら、適当にその辺に着替えやカバンを置いて、俺の鞄置きに、自分の私物を置いてたけども、一応はね、どこに置いたらいいですか?とか言うじゃん。
ちょうど担当が来たので、そっちで着替えてくださいと言ったが、それからなんの質問もなかった。

そういう、細かい気配りに欠ける人は、支店の営業や経理、勤怠管理なんて、到底出来ないと思う。
ましてそれだと、お客との間に入って、調整なんて絶対出来ないでしょ。

普通の設備管理と違って、ここの設備の仕事はいろんな事をやらないとならない。
うちの協力会社の管理から、報告書がきたらそれを精査して、会社の社員を押した表紙をつけて提出するとか。
故障したら、こちらで修繕できそうなら修繕し、出来なければ、それがうちの委託業務であったら、こちらで業者を手配しないとならない。
その立会いも当然行う。

日程の調整から、見積依頼までやらないとならないし、客先の都合と、役所の開庁状態とかも鑑みないと、安易に修理一つ出来ない。

支店と役所、業者と役所の間に入って、調整作業をするなんて、そんなのこの新人には無理だなと感じる。
けどね、それをやってくれないと、俺の仕事は楽にはならないし、代わりに勤めてもらっても、不安しかない。
すでに部長が設備管理者として、役所に提出しちゃったからね、この人のこと。

これまで、様々経験あるからなんとか出来るんじゃない?…と言われても、現実がPC一つ出来ないのでは、今の時代は普通に作業するのもむずかしい。

俺がたった一日休むにも、たとえ機械が自動運転設定にしていたとて、遠い先に思えてきた…
Aさんが帰ってすぐ、支店の女の子に電話。
事の次第を説明し唖然だった。
ただ座ってるだけの代務員としても、おそらく使えない…そういった人を、支店の事務全般と、勤怠管理の作業補助要員として使ってくれって、会社は要らない人をただ押し付けただけだよね…って、けっこう激怒してた。
会社辞めるよ…と。
辞められたら俺も困るし、彼女は支店を掛け持ちしながら、支店長の仕事の一部もやっててくれてる。
辞められたら全員困っちゃうからお願いだから…と。
これはマジのこと。

呆れるよね。

 

午後はそれから蛍光灯の交換4本やって、一日が終わった。

何とも言えない一日だった。