ブリブリの日常的な感じ

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ついてなかったのか…

ついてなかったのか…

9日の夜勤3

俺は自分でローテーションを決めておきながら、灰の運搬作業で、本来最初の時間は俺なのに、S君にやらせてしまい失敗した💦

悪いことしたから、缶コーヒーでもと買いに行こうとしたら、そんなの要らないから、ぶりぶりさんは応援で疲れてるのだから、気にしないでくださいと言われた。
やっぱS君は何かが違う人だと思う。
気配りも出来るし、こんな会社に来なくてもよかったんじゃないかなと思う。

それから午前1時半にちょっと休憩をもらって、眠ろうとしたんだが、どうにも色々と気がかりで眠れなかった。

休憩が終わって午前5時に埋火作業に入る。
まずはその説明をボードに書いて新人に教えたが、本来休憩のはずの S 君は、自分も、もう一度きちんと覚えたいと一緒に、その話を聞いていた。
来月から他の支所に実務研修に行くってのに、前向きだなと思った。

それに引き換え C は、俺が説明しているのを横目にさっさとクレーンに移動。
面倒臭いことは、何でも人に押し付けるってことだ。
本来なら、応援の方は休んでてください、こちらで埋火しますから…ってのがCが、言わなきゃいけないことなんじゃないか。

今回の余計な仕事には手を出さない発言といい、本当にそんな、逃げてばかりの人生でいいんだろうかと思う。

そして作業は順調に進んでいたのだが、帰りぎわの7時半過ぎに、一括警報が出てコンベアがすべて停止してしまった。
新人と S 君は灰の運搬に行ってしまったし、2号炉は埋火したが、1号炉は運転中なので、こちらの監視はしていなければならない。
Cにそのことを言おうかなと思ったけれど、言っても何も変わらないしと思って、とりあえず現場でエラーを確認することにした。

するとあまり止まることのないコンベアの一つが停止していた。
このコンベアはあまり停止することのないコンベアなので、リセットスイッチの位置がわかりづらいところにある。
このコンベアに関しては、前いた性格の悪い先輩から、停止した際に、リセット解除して来いと言われ、どこにあるんだと質問すると、行けばわかるんだろうと突っぱねられた事があった。
小一時間探してわからず、ヘルメットについてるライトを消した時に、小さく光る赤いランプを見つけ、ようやくそれだとわかった。

本当は俺がそんな経験をしたものだから、みんなにも教えたかったが、それぞれの持ち場についていたので、どうにもならない。

さらにこのコンベアが停止した際は、復帰する時に他のコンベアも一斉に停止しているものだから、動かす順番が決められている。
その順番を破ると、灰が途中で詰まってしまうと言うことだ。

もう交代まで1時間を切っていたから、復旧できなかったら、復旧を次の班にまかせることになり、それもやばい。

それでリセットをかけて、決められた順番にコンベア運転し、問題のコンベアのスイッチを入れた途端に、またも警報停止。

もしかしたらとてつもなく灰が詰まってると思い、これはひどい災難だと呟いてしまった。

言ってもしょうがないから、問題のコンベアまでの間のコンベアを、全て運転してから、インチングで問題のコンベアを動かし、それ以降のコンベアも、皆インチングで順番に動かしていった。

それで何とか復旧に至った。
本当にほっとした。

もうすでに交代の時間になっていて、俺は健康診断だから先に着替えさせてもらい、引き継ぎを C に頼んだ。

それにしても本当にバタバタだった。

後で C に、このコンベアのリセットスイッチの場所を知ってるか?と聞いたら、知らないと言っていた。

やっぱ、俺が応援できてなかったら終わってたね…